「星が綺麗ですね。」
「あなたの名前は何ですか。」
「僕の名前はー。」

私は今日も一日を日記に記録する。何時に起きて何時に何をしたか。オヤツの時間も『15時03分』きちんと記録した。記録しないと忘れてしまうのだ。忘れると言う事は、その出来事が…その日丸々が私の中でなかったことになってしまう。皆の一日が私にとってはただのお菓子の空箱。だからそうならないようにキチンと毎日寝る前に記録する。

「お兄ちゃん。」

お兄ちゃんが帰ってきた。これはもう記録済み。なぜなら、お兄ちゃんは毎日決まってこの時間に帰ってくる。夜の7時30分きっちりに家を出て、1時間半後の9時ちょうどに帰ってくる。時計の秒針すらずれたことがない。この後の会話も大体同じで、私と星の話をする。でも、星の話を始めるのは私だから、これももう記録済み。今日の話はー。

「おにいちゃん。今日も星が綺麗だね。」
「そうだね。」
「あそこに明るい星が集まってMみたいになってるでしょ。あれがカシオペア座。」
「うん。」
「カシオペア座は5つの星でできていて、全てが二等星か三等星なの。」
「うん。」
「赤経が1。赤緯が+60で…」
「それWikipediaで調べただろ。」
「何でわかったの。」
「そのくらい分かるさ。」
「うん。」

こうやって毎日話をするのは、訓練なんだ。何の訓練なのかはわからないけど、自分の思ったことを話さないとダメなんだって。星について思った事。

「今日はもう終わりにしよう。」

お兄ちゃんは時計を見ながらそう言った。



続く

こんばんは☆

何故か最近この時間になると
元気になってくる あや です☻


今日は背中の肉を何とかする
秘密の筋トレを記録にきました。


手術をして以来
運動らしい
運動をしてなかったためか

体重は変わらないのに
筋肉量が
2キロも減りました。。。

さすがに
重い腰を上げたものの
腹筋や背筋は足に負担がくる。


何とか足に負担をかけずに
運動できないだろうか?

そう思って
試行錯誤していたら!

なんと!

座ったままでもできる
筋トレを発見!


これは是非記録せねば☻



用意するもの
伸縮性のあるゴムバンドや
ストッキング。



やり方

1.万歳するイメージで
両手を上に伸ばす。

恐らくこれで
皆同じ手の上げ方に
なると思いますが、

肩幅より
少し開いた感じになっていれば
OKです☻


2.その間隔で
ストッキングなどを持つ。

持ってから手を上げ
微調整して下さい。


3.手を下げる。

体の柔軟性には
個人差があるので

下がらない場合は
両手の間隔を
広くしてみてください。


4.元の位置に戻す。


これを数回繰り返す☻



これが結構背中に効きます。
ゴムなら二の腕にも
効きます!


手を下げた時に
胸が張られるので、
背筋のたりない猫背な私は
姿勢にも効果ありそう!


意外と
足を持ってもらう
腹筋や背筋って

首や腰が
痛くなっちゃうんですよね。。。


でもこれなら大丈夫そう。


ではでは。


あや


ある晴れた暑い日の事だった。
私は待ち合わせ場所に、駅前にある犬のオブジェを選んだ。15:30。そのオブジェの前に着くと見知らぬ男がぽつんと立っていた。誰かと待ち合わせでもしているのだろう。ここで待ち合わせをするのは別段珍しくも何ともない。私は友達と合流し、その場を離れた。


その日の夜の事だった。
雨が降ってきた。今日は朝から雨の予報だったので傘をもっていて助かった。歩きながら、ふと右へ視線をやると、昼間と同じ場所に彼は立っていた。また待ち合わせをしているのだろうか。特に気にはしなかったが、傘もささずに立っていたので、少し気になった。すぐ近くに屋根があるのに。


次の日の事だった。
私は朝から友達の家に向かっていた。今日も雨だ。憂鬱な気分で駅前を通ると彼はまたオブジェの前に立っていた。今日も傘はさしていない。まさか昨日からいるのだろうか。まさか、ね。


その日の午後の事だった。
用事を済ませた帰り道。16:25。私はぎょっとした。雨は上がり晴れているのに、そこには濡れた男が立っていた。場所はもちろんオブジェの前。この時私は確信した。あの男は昨日から立っているのだと。


その日の夜。20:02。
私は好奇心から彼のいる場所へ向かった。また雨が降ってきた。まだ家の近くだったので傘を取りに戻った。そして傘を2本持って歩き出した。彼は相変わらず傘もささずに立っていた。

「あの、風邪ひきますよ。」

彼は無言だった。表情一つ変えなかった。

「屋根ありますよ。」

誰でも分かるはずだが、濡れた彼を見て、自然と言葉が流れてきたのだ。だが、相変わらず微動だにしなかった。

「傘、使って下さい。」

私はそう言って彼に傘をかけ、去った。



とても天気のいい気持ちの良い朝だった。
今日も駅前を通る道順だ。
遠くから彼がまだいると分かった。なぜなら、こんな天気なのに、あのビニール傘がオブジェの前で開いているからだ。

「待ち合わせですか?」

彼はピクリとも動かなかった。


ふと不思議に思い、顔を覗いてみると、男は「男」ではなく、石だったのだ。
そして傘には「ありがとう。」小さくそう記してあった。