『BL-GIRLS~腐女子的恋愛論~』
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(1)腐女子で何が悪い!(03)

私を妄想から現実へと引き戻したのは、須賀亜梨沙19才。
私とはタイプが違う?今時の女の子だ。

そう彼女は…
腐女子ではない。

そこそこ人並みに、アニメや漫画が好きである程度あって、BL好きになるまでには至ってはいない。
見た目も私とは全然違う。
亜梨沙は美人で華やかだ。スタイルだって私より全然いい。流行に敏感で、メイクも洋服もいつも可愛い。鞄もブランド物や、例え安くてもセンスがいい物ばかりを持っている。
そう、美的センスがいいのだ。





(1)腐女子で何が悪い!(02)

BLは愛読書だよ。
いやもう恋愛の聖書と言ってもいいんじゃない?
…みたいな♪
こんなに私を幸せにしてくれるのは、BLだけだよ♪
うん、きっとそうだよ!間違いない!

ありがとうBL!
ありがとう美少…



バッシンッ!

腐った幸せ最高潮にさしかかった瞬間、大きく意識がブッ飛んだ。
すんごい衝撃だ。
その激しい一発をくらった瞬間、その後私は現実に引き戻された。

「ちょっと~いい加減にしてよ美優!」
「へ?」
「へ?…じゃないわよ!さっきから何回も何回も呼んでんのにぃ~ッ!」





(1)腐女子で何が悪い!(01)

腐女子。
それは美少年同士の恋愛小説や恋愛漫画をこよなく愛する、腐った女の子をさす言葉だ。

私、柏木美優19才も例外ではない。
腐った女の子。
そう私の脳内も大いに腐り切っている。
頭の中はいつも美少年同士の恋愛で脳内がいっぱいだ。
あ~んな事やこ~んな事、イケナイ事も妄想しまくり。
だって!だってさ!美少年がだよ~!
あぁ、幸せぇぇ♪

美少年同士の恋愛=ボーイズラブ、通称BLは私に夢を与えてくれる。
今の私の生活には欠かせない、大事な大事な存在なのだ。