思い出と共に生きる | 優季花RYTHEM

思い出と共に生きる

癌という病を
私は恨んでいた


もし神様がいるのなら
その神様を恨みたいと思った





でも、いくら恨んでも
あなたが帰ってくる訳じゃなくて






悲しみを誰にも見せなかったあなたのように
私はできなくて



学校で泣いてしまったょ




自分を保っていられなぃことが悔しかった







与えられた人生の課題を
こんなにもはやくクリアできたということだょと


学校で友達に言われた






確かに、あなたは時間がもったいないからと
寝る間惜しんで遊んだり働いたり
頭もいいから、いーっぱい考えてたり、
強いから、どんな辛さも乗り越えられてたんだよね







たくさん泣いて、その先に
友達の優しさがあった



友達の笑顔は
私にとってこんなにも幸せだったんだ






もう
あなたにしたような後悔は
絶対にしたくない


だからとびきり笑って
とびきり遊んだ







仕方のないこと
世の中にはたくさんある



お金がないと生きていけないということ
夢が必ず叶う訳ではないということ
人はいつかみな死ぬということ





嫌と言ったって
どうしようもないこと







私だって
いつかは死ぬんだ

それは100%の確率で





もしも私に明日がなかったら
だらだら寝てられない
会いたい人がたくさんいる
見たい笑顔がたくさんある






本当にありがとう

あなたと出会えて、過ごせて、私は幸せです