「リカバリーガレッジたちかわ」に一年ぶりにお邪魔してきました。
久々に足を運んだ理由は、今回のテーマが「ピアスタッフ」であったからです。
精神保健福祉士の資格を持ち、一方ではうつ病の当事者である私にとって、ピアスタッフというものは非常に興味深いものである一方で、「他の支援者と何が違うのか?」「同じ精神疾患の当事者とはいえ、病名も違ったり、例え同じ病名であっても、各個人で抱えている困難はそれぞれ違うのだから、分かり合えないのでは?」「利用者の方から見て頼りない存在には見えないのか?」など疑問もたくさん感じていました。
現役のピアスタッフの方、ピアスタッフを雇用している方、ピアスタッフに興味を持つ当事者の方など15名が参加されて、とくに決まったテーマがないまま語り合いましたが、次々に発言が飛び交い熱いトークが繰り広げられました。
様々なキーワードが出てきましたが、「バウンダリー」についての話がとても印象的でした。
ビアスタッフは当然精神疾患の当事者であるわけですが、利用者の方の中には相手がピアスタッフだと分かると、連絡先を聞き出し毎日メールをしたり電話をしたりする方がおられるようです。
ピアスタッフは、利用者の方のそのような進入をどこまで許すか、ということを決めないと自分が病んでしまう、という問題があるため、そこをきっちりしなければなりません。
しかし、そこが難しいのだということです。
また、ある人と全く同じ経験をしたという人はいないのだから、同じ精神疾患だとはいっても、所詮は出身地が同じだとかいう類いのことと同様に、話の入り口を作りやすいという程度のことだ、というような話も出てそこはしっくりと来ました。
ピアスタッフの意義については今後も考え続けたいテーマの一つです。