第48話 孝太郎の彼女
孝太郎「俺の女になってくれればね!!」
一瞬この人何言っちゃってるんだろうと思った。
どうして私がいじめを止めることで、好きでもない男と付き合わなきゃいけないのだろう。
正直しつこいようだけれど、私はまだ蓮を忘れてはいなかった。
というか蓮以上の人はまだ現れてはいなかったのかもしれない。
卒業式から1年半もたっていたけれど、まだ蓮と過ごせた日々は少しも色褪せてはなかった。
よほど蓮の存在が大きかったのだろう。
そして孝太郎がどうしてこうも簡単に付き合うとか言えるのが、かなり不思議でならなかった。
まだこの時は綺麗な純情な乙女心を持っていたのかもしれない。
ゆうな「はい?なんでいきなり付き合うとかなるわけ?普通もっと色々あってから付き合ったりするんじゃないの?」
少し顔が赤くなるのを抑えて冷静に孝太郎に疑問をぶつける。
周りのシーンとした空気はもう既にざわざわといった感じに変わっていた。
もしかしたら孝太郎は常にこう言うことを女に言っているのかと感じるくらいだった。
孝太郎「色々って何?気に入ったから言っただけだし。嫌なら別に良いよ?このままでいれば良いわけだし!」
ゆうな「付き合わなくてもいじめ飽きたんなら止めればいいじゃん!」
孝太郎「それじゃあ全然面白くないじゃん!」
ゆうな「面白いとかそういう問題?!」
孝太郎「そういう問題(^-^)」
孝太郎の心理が全然分からない、この人はゲーム感覚なんだと思った。
それに私を遊んでるとしか思えなかった。
ゆうな「じゃあさ、付き合えばやめてくれるんでしょ?」
孝太郎「喜んで!」
ゆうな「いいよ、彼女になってあげる。」
孝太郎がゲーム感覚なら、私もゲーム感覚でのってやろうと思った。
それが吉とでるか凶とでるか分からない…。
この時の私は、拓海や姉のこともあり、やけくそになっていたんだと思う。
香織は少し苦笑いをしながら、タバコを灰皿に押し付け火を消した。
それは、私の新たな学校生活の始まりだった。
一瞬この人何言っちゃってるんだろうと思った。
どうして私がいじめを止めることで、好きでもない男と付き合わなきゃいけないのだろう。
正直しつこいようだけれど、私はまだ蓮を忘れてはいなかった。
というか蓮以上の人はまだ現れてはいなかったのかもしれない。
卒業式から1年半もたっていたけれど、まだ蓮と過ごせた日々は少しも色褪せてはなかった。
よほど蓮の存在が大きかったのだろう。
そして孝太郎がどうしてこうも簡単に付き合うとか言えるのが、かなり不思議でならなかった。
まだこの時は綺麗な純情な乙女心を持っていたのかもしれない。
ゆうな「はい?なんでいきなり付き合うとかなるわけ?普通もっと色々あってから付き合ったりするんじゃないの?」
少し顔が赤くなるのを抑えて冷静に孝太郎に疑問をぶつける。
周りのシーンとした空気はもう既にざわざわといった感じに変わっていた。
もしかしたら孝太郎は常にこう言うことを女に言っているのかと感じるくらいだった。
孝太郎「色々って何?気に入ったから言っただけだし。嫌なら別に良いよ?このままでいれば良いわけだし!」
ゆうな「付き合わなくてもいじめ飽きたんなら止めればいいじゃん!」
孝太郎「それじゃあ全然面白くないじゃん!」
ゆうな「面白いとかそういう問題?!」
孝太郎「そういう問題(^-^)」
孝太郎の心理が全然分からない、この人はゲーム感覚なんだと思った。
それに私を遊んでるとしか思えなかった。
ゆうな「じゃあさ、付き合えばやめてくれるんでしょ?」
孝太郎「喜んで!」
ゆうな「いいよ、彼女になってあげる。」
孝太郎がゲーム感覚なら、私もゲーム感覚でのってやろうと思った。
それが吉とでるか凶とでるか分からない…。
この時の私は、拓海や姉のこともあり、やけくそになっていたんだと思う。
香織は少し苦笑いをしながら、タバコを灰皿に押し付け火を消した。
それは、私の新たな学校生活の始まりだった。