【絵本・ウカレくん】第520話~好意~ | ウカレ塾 【絵本・ウカレくん】

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我が家のマスコットキャラクター・ウカレくんが、ボクに代わって色々とやらかしてくれます。
ヘタな絵と文ですが、よかったら読んでください。




🐿️一朗太(モモンガ)
『案外チョロかったなっ』

🐿️二郎長(モモンガ)
『まだ侵入しただけなんだから、油断しちゃダメだよっ』

🐿️一朗太
『ここまで来てんだから、もう頂いたも同然だろっ?』

🐿️二郎長
『お宝を持って家に帰るまでがミッション!』

🐿️一朗太
『 …遠足みたいに言うて、相変わらずマジメですね💧』

🐿️二郎長
『おかしいなぁ…💧マッティングリー侯爵邸攻略ガイドには、この辺りに「たろうの招待状」が飾ってあるって書いてあるんだけど…』

🐿️一朗太
『…さては、オレらにビビって「たろ招」をどっかに隠しやがったなっ』

🐿️二郎長
『💻️パチパチパチ…』

🐿️一朗太
『それにしても、ヘンテコなモンばっかり飾ってあるなぁ…マッティングリー侯爵って、趣味悪いんじゃねえのっ?』

🐿️二郎長
『💻️パチパチ…ビビッ…あれっ?…パソコンの調子がっ…💧』

🐿️三団治(モモンガ)
『🥫クピクピ……ん?』


🎦立体映像
『…パッ!』

🐿️一朗太
『あんっ?…三団治、どうしたぃっ?』

🐿️三団治
『🥫……チョイチョイ👉️』

🐿️一朗太
『あっ!…なっ、何だ、ちみはっ?💧』

🐿️二郎長
『…こんな時に変なおじさんのマネなんかっ…あぁっ!?💧』

🦍ボルネオ(オランウータン)
『🎦ボォォ……キミ達が、例の“若永遠煌のかわいい三つ子ちゃん”かね?』

🐿️二郎長
『…マッ、マッティングリー侯爵!?💧』

🦍ボルネオ
『🎦ボォォ…如何にも』

🐿️一朗太
『…✋サッ…💧✋サッ…💧…おい、レイア姫居んでっ💧』

🐿️二郎長
『…なぜ、立体ホログラムで?💧』

🦍ボルネオ
『🎦ボォォ…ホントは直接会って伝えたかったのだが、どうしても抜けられぬ会議があったものでね…』

🐿️二郎長
『…伝えたい事?』







🐿️二郎長
『えっ!?…ボク達に「たろうの招待状」をっ!?💧』

🐿️一朗太
『えっ!?ついでにお小遣いとお土産も一緒にっ!?』

🦍ボルネオ
『🎦ボォォ…いや、それは言ってないが💧』

🐿️二郎長
『…でも、どうして見ず知らずのボク達にそんな事を?💧』

🦍ボルネオ
『🎦ボォォ…ただこんな所に飾って置くより、前途ある若者に託した方が、ずっと価値があると思ったんだ…』

🐿️二郎長
『しかし、ゲームソフトとは言え「たろうの招待状」は国宝十展にも数えられる王国の超重要文化財…そんな事をしたら、いくらあなたが持ち主だとしてもっ…💧』

🦍ボルネオ
『🎦ボォォ…キミ達はその超重要文化財を盗みに来たんじゃないのかね?』

🐿️二郎長
『あっ…💧』

🦍ボルネオ
『🎦ボォォ…ニヤリ✨』

🐿️一朗太
『あーざすっ!』

🐿️二郎長
『…ちょっ、ちょっとちょっと💧』

🐿️一朗太
『人の好意は無にするもんじゃないよ、二郎長くん!』

🦍ボルネオ
『🎦ボォォ…フフフっ…』

🐿️二郎長
『でっ、でも…💧』

🦍ボルネオ
『🎦ボォォ…心配する事はない…あとの事は執事のアーノルドに任せておけば大丈夫だ』

🐿️二郎長
『あっ、あの…💧』

🦍ボルネオ
『🎦ボォォ…では、これで…あっ、そうそう💡キミ達のボスにもよろしくな…ニコッ✨』

🐿️二郎長
『えっ、ボスにっ!?💧』

🐿️一朗太
『あっ、ちょっと!お小遣いとお土産の件はっ…?』

🐿️二郎長
『……💧』

🐿️一朗太
『ちぇっ、ケチん坊っ』

🐿️二郎長
『マッティングリー侯爵は、ボクらのさらに先を歩いている…』






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