そのままクリスマスを迎えた。
友達を含め、結構大人数で遊んだ帰り道にいつも通りTETSUと2人で話す事に。
HIROに告白の報告があるはずだった。
2人になってもなかなか口を開かないTETSU。
駄目だったのかな?言えなかったのかな?と不安に思いながら、思い切ってHIROの方から声を掛けてみた。
『言えた?』
そのまま無言のTETSU。
気まずさに耐えられず無駄に、関係無い事をしゃべるHIROをTETSUの言葉が遮る。
『HIROに話したい事があるんだ。』
そのつもりで2人で居るのでは??と突っ込みたい気持ちだったけど、素直に頷いた。
で、何を話すのかと思えば・・・『後ろに乗って』
(いつも乗ってるTETSUのチャリの後ろ)
素直に返事してTETSUの後ろに乗っかる。
で、どこか行くのかと思えば・・・地元の同じ場所をぐるぐる回るだけ。
何がしたいのか理解できず、微妙な雰囲気に耐え切れなくなったHIROは『言いにくいなら無理に話さなくて良いから、そのうち言える時に話してよ!』って事で帰宅を提案した。
TETSUは『もうちょっとだけ』って微妙な時間を引っ張る。
この時、HIROはすごく居心地悪い雰囲気で、TETSUに対してイライラしてた。
で、TETSUが長時間の微妙な時間にピリオドをうって話し出したのがHIROへの告白だったw
何でTETSUはHIROがイライラしてるのが伝わらなかったんだろう?
TETSUのストレートな気持ちを聞いたHIROは、イライラと突然すぎる展開で答えをすぐに見付けられなかった。
気の利いた言葉が出てこなかったんだ。
だって、HIROは今さっきまでTETSUはHIROの友達に告白出来たのか?付き合えたのか?って考えてたのに突然過ぎた。
しかもHIROに好きな人が居る事もTETSUは知ってる。
では、何故TETSUはHIROに気持ちを伝えるんだろう??
突然の事にHIROが出した解答は『それで何??』
今思うと、何て訳の分からない会話なんだろうww
それにTETSUがやっとの思いで言ってくれた言葉に対して、思いやりに欠ける返答だと今は思う。
けど、当時のHIROは素直じゃなかったし、いつでも強がりで、嬉しいとかそんな優しい言葉は出てこなかった。
HIROは今の関係を壊したくなかったけど、TETSUは今の関係から抜け出そうとしてたね。
今の関係を必死に保とうとHIROは『好きな人が居るの知ってるでしょ?だから答えが出せない。』ってずるい答えしか出せなかった。
好きな人が居るのに『NO』と断れなかったHIROはきっと、どっちに対しても中途半端だったんだと思う。
それでもTETSUは『今はそれでもいいから。』ってはっきり答えを求めてた。
HIROはその甘えに答えた。
あの時、中途半端で自分の事しか考えられなかったHIROをTETSUが受け入れてくれなかったら、現在はないはず。
そう思うと、あの頃のTETSUの言葉にすごく強さを感じる。
こんなHIROの隣に居てくれてありがとう。
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