祈りの塔(イノリノトウ) 〒098-6758 北海道稚内市宗谷岬
1983年(昭和58年)9月1日未明、世界を震撼させた”大韓航空機撃墜事件”が眼前のサハリン西海域で起きました。
「祈りの塔」は2周忌にあたる昭和60年(1985)9月1日に、遭難者の慰霊と世界の恒久平和を願い、遺族会の資金と、稚内市をはじめとする全国からの浄財をもとに、サハリンを臨む宗谷岬の高台に建立されたものです。
塔は、「鶴が大きく羽を広げ、天空に首を持ち上げる姿」をしており、事件の真相と真の平和を鶴のように首を長くしてねがいを求める様子を表しており、19.83mある塔の高さは事故発生の年を、16枚の羽は遭難者の母国を、269枚の白御影石は遭難者の数を表しております。
塔の周辺には地域のみなさんが世界平和の願いを込めて植栽しているアルメリア花壇があります。
本日は、2024年9月1日 です。
おやすみなさい。