【ツバメの気持ち】また会おうね🌸


ツバメ日記を楽しみに見ていただいた皆さま、悲しいお知らせです。


先週日曜日の朝、二羽がいなくなり、水曜日の朝、あと三羽もいなくなっていました。。


自分が知らなかっただけで、近所のツバメの巣もカラスに襲われることが多いらしく、


自然の掟とはいえ、やはり悲しく、まり子店長共々、少し気持ちが落ち着いてからの報告となりました。


この1か月、ツバメ先輩、ツバメ姐さんと共に、一緒に暮らしてきたので、ツバメの声にはとても敏感になってしまいました。


「ツピーー‼️ツピーー‼️」とかん高く鳴く時は天敵がいて仲間を呼んでいます。


「チュ、チュ、チュ、ジーー。。」と鳴く時はメスを巣に呼んでいるようです。


外を歩いていても声が聞こえると思わず周りを見渡してしまう。


店に入る時も、右上の巣があった場所を今でも癖で見上げてしまう。。


5月19日に最初の卵が生まれ、、


6月7日、五郎が卵からかえり生まれました。


最後に五郎が生まれてからみんなで一緒にいれたのは14日間でした。。


一郎、二郎、三郎、四郎、五郎、天国で元気にしていますか。。


もう飛べるようになっただろうね。。。


今まで、自分のところにはツバメは来ないだろうという心の奥にあった気持ち。。。


巣を手伝いながらも、途中で巣を作るのをやめてしまうかな。。


卵産まないんじゃないかな。。


温めないで放棄するかもな。。


最後の卵、五郎は生まれないんじゃないかな。。


心の奥に隠れていた、そんなネガティブな考え癖をことごとく打ち破り、おまえたちは目の前に生まれてくれました。。


嬉しかった。。


感動した。。


でもさ、


何でこんなところに巣を作ったのかな。。


何でこんな目の前に生まれたの。。


台に乗ってケータイを向ければれば巣の中まで見える場所。。


卵の時から可愛いくて、卵からかえってからも、朝、昼、晩、いつものぞけばいつもおまえたちがいて。。


少し大きくなった頃には、店の出入りするこちらを、皆んな揃って見ていて。。


俺やまり子店長は親や親戚のようにツバメ先輩やツバメ姐さんができない事を全力で手伝いたかったんだ。。


フンやヒナが落ちないように巣の下にセットしようとしたぼうし、プラケースなどは、ツバメ先輩が何が気に入らないのか怖がり、失敗続きだったな。。


急におまえたちがいなくなって、毎日見に来る皆んなも悲しんでいます。


でもね。。


下校途中に見にくる小学生の子供たちには、「ちょっと早いけど飛んでいってしまったみたい」と伝えたよ。


少し不満げだったけど、皆んなまだ一年生、二年生だから、「えーー。そうなの??そうなんだ。。」と納得していたから心配しないで。


それとね。


おまえたちのお父さん、お母さんが何度も巣に戻って来て可愛そうだから、次の日に巣を取り外したよ。。


完全に風景が変わったほうがツバメ先輩も状況を理解してくれるかなと思ったから。。


あきらめてくれるかなと思ったから。。


でも、おまえたちがいなくなって、2日くらい巣の周りの電線に二羽でとまっていたよ。。


何かを察したように近所のツバメたちも一緒に集まっていた。


正直言えば、またすぐにでも会いたいけど、屋根が浅すぎて危ないから、、


同じことになると悲しすぎるから、


ツバメが止まるロープも一度外したよ。。


もし、新しい店を作ることがあるなら、おまえたちが安心できるようなテントの形にしようね。。


悲しくて、悲しくて、悲しくて、


気持ちをどう整理したら良いかわからなくて、、


こんな可哀想な結果なら、


こんな辛い思いをするなら、


生まれてこなかった方が良かったかなとも考えたりした。。


でも、さんざん悲しんで、さんざん考えて、やっぱり違うよね。。


たった15日でも、おまえたちの顔を毎日見れて、一緒に過ごせて、やっぱり幸せでした。。


ただ、ただ、それだけで幸せでした。。


ここに生まれてきてくれてありがとうね。。


だから、悲しい出来事も、なかった事にしないで、最後にちゃんと記録に残しておこうと決めたんだ。。


おまえたちと過ごした証としてね。。


一郎、二郎、三郎、四郎、五郎、ありがとう😊


また会おうね。。。