今朝は少し冷えましたが、昨晩の天気予報ほどではなかったような感じでした。1群の初産組が、今日はどれくらい慣れてきたかな?と、半分楽しみ、半分どきどきなのですが、10名中2名は胴締めがなくてもミルカーを最後までかけられるようになり、ほとんど全員が、かみかえしをしながら待機室でも待っていて、私がパーラーに入ってもらうよう近づいても逃げずにかみかえしは続けてくれているので、大分慣れてきてくれていました。でも、何故か毎日1名だけが、最後に残って、何度かパーラーの入り口まできて引き返したり、ぐるっと待機室を回ったりします。でも、絶対に自分はあせらず、声の調子も変えないように、ゆっくり少し距離をとって、追うようにしていると、何回目かに待機室の中を回った後、パーラーの入り口に立ったとき、母さんが匂いをどきどきしながら嗅ぎ始めたら、そこで自分はストップして、ただ声だけかけ続けて、母さんの気が済むまで嗅いでもらって確認してもらったら、ゆっくり斜め後から手を広げて近づいて、なんとか恐る恐る母さんがパーラーに体を入れ始めてくれて、そこでゲートを閉めるボタンをタイミングよく押して、8名がスタンバイしてくれた状態に出来ると、ほっとします。前は、初産の母さんが、パーラーの入り口に近づいたら、すぐに尻尾をねじって、押し込むようにしていたのですが、それは、逃げてしまったり、余計、母さんたちがパーラーに慣れるのを遅くさせたんじゃないかと最近思うようになり、今は、距離をとって追い、匂いを嗅いでいるときは、なるべく時間をとってあげて、母さんが納得(でも、他の母さんもいるので、いつまでもという訳にはいかないのですが)するまで嗅がせてあげた方が、早く慣れてくれるような感じです。先輩母さんたちの雰囲気というのも重要に感じ、やはり初産の母さんたちが、周りの母さんたちがびくびくしながら待機室で待って、パーラーに入るのを嫌がっている様子を見たら、パーラーに慣れるのは相当時間も労力もかかるなあと、本当に、母さんたちにパーラーがパーラーに喜んで入ってくれるような毎日の接し方が重要だと、少しずつ自分で経験させてもらって、この思いはますます強くなります。数日前から、イプちゃんが後右足を腫らせていて、3群から広場に移してもらい、毎日お湯をかけています。前にものすごくびっこを引いて腫れていた小さい母さんも、また少し痛むみたいで、搾乳が終わってバーがあがっても残っていて、今朝は集荷だったので、ついお湯をかけてあげなかったのですが、待っているみたいだったので、急いでお湯をかけてあげたら、顔の表情は見えないのですが、気持ちと言ってくれているような感覚がありました。