今朝も、少し冷えましたが、一日良いお天気でした。1群にいる初産の母さんたちは慣れてきていますが、今晩は、うっかり先頭に入ってしまい、かなりこの一列で時間もエネルギーも使ってしまいました。やはり母さんたちの目の位置から、正面は死角になるらしく、一番前だと誰もいないので、尻尾をねじりながら、声は穏やかに、少し匂いをかいでもらって自分で確認してもらったり、2番目も初産の母さんだったので、押したり引いたり戻ったり進んだりしながら、なんとか無事8名が入ることが出来ました。ようやく2群が始まって、3列目の母さんたちのおっぱいを拭き始めていたら、隣の列のバーを上げるボタンを、小さい母さんがなめるついでに押してしまい、音がして「やばい!!」とすぐにダウンのボタンを押したのですが間に合わず、搾乳中だった母さんたちは、急にバーが上がったり下がったりしたので、びっくりして、ミルカーを蹴飛ばして飛び出したり、そのまま残って後ずさりしたりで、バーにつぶされてはいけないので、結局バーを上げて、7名は走って帰っていきました。もう終わりの方で、大分搾れてはいたと思うので、今回は、ディッピングをつけに追いかけることだけにとどめました。ちょうど夕ご飯のサイレージが入ったばかりで、おいしそうな匂いと湯気がたっていて、思いがけず皆がもりもり食べている姿をちょこっとだけ見ることが出来ました。でも、ディッピングは逃げてしまう母さんが多く、きちんと付けることが出来ませんでした。食べることが一番の楽しみの母さんたちが、おいしそうに食べている姿は、みごたえがあります。1群も2群も、1頭も残らず餌場にかけつけていましたが、1群は数名がはじきだされてしまって、うろうろ隙間を探していました。正面では、3群のとよちゃんが、端っこの方でおいしそうに食べていました。今朝、またたまに塊の出る母さんがひどかったので、バケットで搾り、血乳母さんはもう完全にバケットで搾れるようになり、黒がちの母さんも明日からはミルカーで混ぜられそうですが、にいちゃんという先頭に入ってくれるのですが、胴締めをきつくかけても、猛烈に蹄で蹴り上げて、ミルカーを蹴飛ばすことが多い母さんが塊の乳房炎で、熱も41度あったので、そのまま待ってもらい、子牛の牛舎にいた親方を呼びに行き、注射を打ってもらいました。夕方も、いつもと変わらずに早くに入ってきたので、大分いいのかなあと思いましたが、残りの3本はあまり張っていなくて、今晩はそれほどきつくない胴締めでも蹴らずに大人しくしていました。でも、最後に抗生物質を入れるのが痛いみたいで、蹴っ飛ばすので、仕方なく胴締めをきつくして、えいやっと入れることが出来ました。最近の初産組の中の、イグナイターという父さんの子で、とてもひょうきんな模様の顔をした母さんが、一本乳房炎でしたが、えさは食べて元気そうなので、抗生物質を入れるだけでした。気温の差が激しい気候のせいにしてはいけませんが、乳房炎がやや増えています。治療すれば治っているので、あせらずみんな最短で治るようにしたいものです。