昨晩から、細かい雪が降り始め、朝、外へ出ると、吹き溜まりが出来ていました。吹雪のようなときもありましたが、明るくなってきて、朝の搾乳が終わる頃にはやんでいたので、親方のトラクターでの除雪作業は大変そうですが、今回は、一回の除雪で済むかな、と思います。昨晩は、雪が降り始めていたので、移動で滑ったりしたら大変なので、2群の母さんの乾乳をするのはやめました。トリノちゃんの母さんも元気にパーラーに入ってきてくれますし、他の母さんたちの塊はまた出なくなってきましたが、血乳の母さんが、なかなか良くならず、昨晩は、痛みがまだあったのか、3群の最後まで待機室で残っていて、パーラーの先頭に入ったのが怖かったのか、ミルカーをかけようとしたら、ものすごい蹴り方をしながら後に下がったので、びっくりしました。怖がっている母さんに胴締めをするのはかわいそうですが、お互いのためにきっちり胴締めをして、今度は静かにミルカーをかけることが出来ました。今朝は、割と早い列に、自分から入ってきてくれたので、痛みが少し減ったのかなあと思いましたが、おっぱいの状況は昨日と変わらず、今朝も抗生物質を入れました。傷をしている塊しか出なかった母さんも、昨晩は親方に手搾りしてもらいましたが、塊ではなく青い牛乳になっていたので、良くなってきている様子に一安心でした。でも、母さんのうるささは変わらないので、手搾りをするのは、私はめまいがしそうにへとへとになります。待っている他の母さんも気になるので、早く出してあげないと。。。と思うと、余計ぐったりします。今朝は、発情が何名かいましたが、昨年の10月に分娩してから全然きていなくて、近い内に人工さんに診てもらってと親方に伝えていた広場のシラウメ母さんが、顔を汚して元気そうに分娩後4ヶ月半ぶりに発情がきていたので、とても嬉しかったです。繁殖のことも、私はまだ分からないことだらけですが、親方は割りと自然にくるのを待つ方で、分娩2ヶ月を過ぎた母さんにはどんどんPGを打って、早く種付けをされるところもあるんだろうと思いますが、どっちが経済的なんだろうか?と思います。でも、やっぱり自然に発情が来たのを見ると、母さんの体力がついてきた証拠でもあるのかもしれないし、まだ体力があまり戻っていないときに人工的に付けても、なかなかとまらないこともあるのかもしれないし、でも、体質などもあるだろうから、やっぱりその牛それぞれの細かい観察や試みが大切だと思いました。