ロールスロイス

 

昔、ある人がビジネスの商談のために

遠方まで車を走らせてました。


すると、何もない山道で車がエンストして

動かなくなってしまったそうです。


幸い、自動車電話が通じたので

販売元のディーラーに助けを求めました。



すると数十分後…



その人が乗っていた車と同じものが

なんと、ヘリコプターに吊られてやって来ました。

そして、何も言わずに今度はエンストした方の車を

またヘリコプターに吊り下げてもって帰りました。


その人は何が何だかワケが分からない。

とにかく、今起こった出来事を説明してもらうため

自動車電話を使って販売元のディーラーに

再度電話をしました。


すると、返ってきたのは一言だけ…




ロールスロイス は故障しません。」



・・・



その車とは、有名なロールスロイスだったという

ウソだろうけどホントかもしれないと思わせる話です。



ところで先日、自分の小さな私心のために、

ある人からの信用をちょっぴり失いました。


程度は”ちょっぴり”ですが、どうもそのことが

頭からこびりついて離れません。



さて、このロールスロイスの逸話には

ブランドを守ることが、企業にとっていかに大切であるか

という事だけでなく、



信用を失いかけたときに、どうすべきであるか?



という示唆も含まれていると思います。



どうすべきか?ということは、

「何をするか?(How)」ということよりも

「どの程度のことか?(Level)」ということの方が

より重要だと感じます。



・・・



企業にとっての「ブランド」とは

人にとって「信用」ということですね。


ロールスロイスには程遠い、

まったくブランド力の無い自分ですが(笑)


信用を回復するためには

それでも、自分のできることを精一杯やらなければ

いけないなぁと思っています。