第二次世界大戦後の日本では治安維持を主として活動する
警察予備隊が設立した。
この警察予備隊にはアメリカが、
第二次世界大戦時に使用していた兵器を譲渡。
もちろんその中には銃器も含まれていた。
しかし。
それら中古銃器はアメリカ軍が使う新品に比べて
劣化が激しく、作動不良が多発した。
また当時は朝鮮戦争が行われていたため
アメリカからの武器輸入が途絶える危険性もあった。
そして1954年には自衛隊が発足。
これに合わせ陸上幕僚監部(他国軍で言うと陸軍参謀本部)は
国産の新型銃器の開発を決定。
国内の各企業に新型銃器の開発を依頼した。
そして。
1954年から日特金属と
そこに勤める河村正彌博士が開発を進め
1962年には戦後国産初の汎用機関銃を完成させ
その汎用機関銃は同年に自衛隊に制式採用されるのだった。
その汎用機関銃こそ、今回の主役である62式機関銃である。
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