今日夕刻、ある財団法人主催の研修会用プレゼン資料を無事納品しました。約15000wordsの中規模案件です。企業関連の案件ですので業界の専門用語が頻出する内容でした。
今回の案件は以前にも経験のある仕事でクライアントも同じでしたので比較的やりやすかったのですが、私の場合受注する案件はさまざまで、これまでにSF絡みのノンフィクションや音楽関連の書籍、美容医療用機器の解説に難民関連のWeb記事、企業のニュースレター、再生エネルギー・気候変動関連記事、ファッションブランドプレスリリース、19世紀フランス製銀食器図録、アウトドア商品の取扱説明書など、いろんな依頼を受けそのたびに何とかこなしてはきました。
そこで、ウォーキングをしていてふと思ったのです。いわゆる「専門」って何だろう?
翻訳者は通常、「特許」「IT」「医薬」「法務」「金融」「環境」などといった具合に専門分野別に応募→採用→登録することが多いのですが、私の場合トライアルを受けていたころたいていは「ビジネス一般」という区分でした。
先ほどこれまでに私が受けてきた仕事の一部を列挙しましたが、書籍を除くと確かに企業絡みの案件が多いのですが、分野はバラバラなので、初めて依頼を受けた仕事の場合、その都度知識不足を埋めるためいろいろ調べることがたくさんあったように思います。
ですので、初めての「分野」は訳すのに時間がかかるため恐らく必死にやっても到底1000words/日にも届かなかったように思います。ですが、いろんな仕事を受けていると、以前にも経験のある内容の案件に出会うことも少しずつ多くなってきました。
その積み重ねで少しずつではありますが、時間の短縮が可能になり、チェックの時間も十分とれるようになってきたのだと思います。
慣れない(あるいは経験のない)案件を引き受けるのは確かに怖いのですが(失敗するとそこで「切られる」からです。これまでに何社かそれで「切られた」痛い経験があります)、それでもチャレンジ精神だけは持ち続けたいと思っています。
こないだなんかほんの200wordsほどの小さな案件を受けたのですが、鉄鋼部品関連の内容でした。全くの無知でした。(大体、どうして私にこんな仕事が来たのか? 試されたとしか思えませんが、真相は分かりません)このときは、たった200wordsの仕事にほぼまる2日かけ、必死になって一つずつ単語を調べ、ネット等で図を参照したりして何とか納品しました。
一応、次も同様の案件を受けたので、何とか及第点は取れたかな、と思っています。ちなみにそのときの報酬は1300円程度だったと記憶しています。
もともと「専門」などない私にとっては来る仕事の一つ一つが勉強で、これからもそれが続くのだと思いますが、これも運命だと思って続けられる限り頑張りたいと思います。そして、たまに単価の良い、しかも慣れた内容の案件に出会えたら「ラッキー!」くらいに思えばよいのだと。
明日は別の企業案件に集中したいと思います。
では、また👋