テレビで

宗教2世

の番組を見ました。

宗教2世は、親の信仰する宗教を信仰させられ、大人になって生きづらさを抱えて苦しむ人です。

テレビで描かれていたのは、キリスト教系の新興宗教ですが、こういうことは、新興宗教に限りません。

親は、学校の勉強より宗教の教えを大切にするよう子供に強制します。
結婚も、親の意向できめられます。
宗教団体を脱退すると、昨日まで親しく付き合っていた人が挨拶もしてくれません。
脱退して一般社会で生きて行こうとしても、
学歴も技術もないので生活が困難になります。

このテレビ番組を見た直後に、

Netflixで

ワン・オブ・アス

というドキュメンタリーを見ました。

ニューヨークの、ユダヤ教の超正統派のコミュニティの話です。
このコミュニティを出て、外の世界で生きて行こうとする人のために、サポートグループがあります。

コミュニティを出た人の話は、

キリスト教系の新興宗教とびっくりするほどよく似ています。

ネットのコメントに、

この新興宗教2世の問題は、宗教の問題ではなく、

毒親の問題だ。

とありました。

私もそう思います。

宗教の問題ではなく、親の子供との関わり方の問題です。
子供が将来自立して幸せに生きていけるようにサポートするのが、
親の役目だと思います。