911テロの翌月、胃癌の手術のため、母は入院しました。
はじめは、早期なのですぐ退院できると聞いていましたが、入院後の血液検査で、

腫瘍マーカーが急上昇している

ことがわかりました。
結局、胃を半分以上摘出し、リンパ節も一部取ったようです。
リンパ節に転移していないことがわかったのですが、再発防止の薬を点滴していくうちに、入院前より体調が悪くなっていきました。
その薬のせいか、血小板の数がなかなか増えず、退院が延びてしまいました。
退院したのは12月1日で、内親王愛子さまが生まれた日でした。

退院するさいに、

五年後の生存率は50パーセントです。

と医師に言われましたが、二十年近く経っていますがまだ再発していません。

さて、2020年1月に母は心臓にペースメーカーを入れる手術をしました。

ケアマネージャーに、

身体障がい者一級になるので、市役所に申請して障がい者手帳を取得してください。

と言われました。