私をひきとめるものは何もない


そらは開け放たれて


世界は広々として


人はいない


カフカが悲しい計算をする


平沢進のパレードがこだまする


心地良い夏は私を駄目にする


裏打ちに酔いがまわる


事のはやさに眩暈がする


それでも それでも


あの日々を思い出す