響が空いた

誕生日に貰ったものがやっと空いた

秋の甘い香りが懐かしい

橙の花が実家に居た頃を思い出させる


結局何も変わらず年だけ重なる


ひかるさんとはまた会うことが出来た

相手から誘われたときはどうしようか迷ったけど

俺は何も変わらない

インドカレーを食べ、バッティングセンターに行き、夜景を見る

そしていろんな話をして、話を聞いた

それで何か楽になるなら生きている甲斐があるもんだ



生きている間にあと何が出来るのか

何がしたいのかを考えると哀しくなる



やっぱり響は美味しかった