清々しい


いろんな問題、障壁もどうでも良いと思えるくらいに清々しい


恋人に振られたあとの虚無感、何も無いという清々しさでは無く

とても心地の良い清々しさ



それはそれを失った時の致命的な破綻を意味しているんだけど

こんな人生でも、まだ生きていたいと思えた





9年来の付き合いの彼女と一緒に居た時間は6時間

とても幸福な時間だった


新大阪に迎えに行って、西中島でたこ焼きを買い占めて部屋で食べた

そこから北堀江で雑貨屋に行って

梅田でカラオケをして、西中島でご飯を食べてお姉さん達が迎えに来た

6時間は短い でも、濃縮された時間だった気がする




さやかの顔は少し疲れが目立っていた

でも、相変わらず吸い込まれてしまいそうだった


カラオケで阿部真央のDon't leave meを歌っている途中にフロントから呼び出しが鳴った

最後の曲はさやかが選曲した

もちろんスピッツの楓だった


一緒に歌っていたら、初めて熊本に行った時を思い出した







さやかが大阪に住むかもしれないとまた言っていた

どうせ2:8で来ないんだろうけど

その2割でまた生きていようと思う

ではまた