川西で雪が降ってた


晴れた空に雪が降ってて


不思議な気分


前日からの立食会と学科の飲み会で終電を諦めて



友達の部屋に泊まることにした


酔いはなくて どれだけ飲んでも眠くもならない状況だった


みんな酔いつぶれてトイレで寝てたり ゲームしてたり 寝てたり


でも これでもう会うことがないかもしれないって思ったら


寂しかった 


俺だけがまた学校に取り残される


寂しかった


飲んでいるのは俺と女の子一人だけで

あとはもう酒は飲んでなかった


珍しく話したい気分になって


思いあたることを話してみた


その後キッチンの前で葉巻を一人で吸ってるとあの女の子が横に座った


それから2・3時間酒を飲みながら話してた


気が付いたら持ってきてた葉巻全部20数本を吸ってた


明け方に眠ることにしたけど

場所がなくてドアの前の幅の狭いフローリングに毛布を引いてならんで寝ころんだ



隣に誰かが居て寝るなんて久しぶり


凄く心地よかった


それから15時過ぎに友達宅を出た



連絡先も聞かなかった


彼氏がいるから聞くべきじゃないと思った


でも 言い訳だなって思うよ



もう会うこともないかもしれないって思うと


前日の暖かさに合わせた薄着なんかで


雪も降る寒さに耐えていないといけないっていう状況じゃないと


泣きだしてしまいそうな


不思議な気分だった