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朝起きてけだるい身体は言うことを聴かず



どこか僕の方でも誰も知らないところに行こうと言うので



京都に行こうかなんて思っていた



でも、またさみしさを鳴らしてどうしようと言うのか


結局はどうしようもない鈴の音が鳴り響くなら



何かイレギュラーを起こそうと思って


自分なりの手一杯のイレギュラーについて考えてみた


ふと、最近連絡をとった桃子と話したいねという話をしていたのを思い出して



偶然を装って連絡してみた


偶然というのが奇遇になって会って話すことになった


誰かと会って話をするということ自体久しかった



沈黙も割にあって、歩き回ったりして時間が過ぎた



ほんとにたくさん歩いた



自分のことを割に知っている人といると沈黙が苦にならない



何か普段ネジを巻く平日にはない落ち着きがあった



そういう落ち着きが最近は欠如していたのかな



だから波に足をとられているのかもしれない






今日はよく葉巻を吸いました



しんどくなるまでたくさん吸いました



思い出して思い出して



どうしようもない気持ちを吐き出してました



夕方過ぎにたくさんメールが着ていました



その中のいくつかは今日の夕方過ぎには欲しいものではなかったのです


昨日のあの時に欲しかった


そうは思っても、やっぱり嬉しいのです



だから足をとられるというのに嬉しいのです



笑って欲しいくらいに








例えばあなたに、だいじょぶではないと言ったところで


あなたはどうするっていうの


ただただ高い所から哀れんでくれるの?


話を聴いてくれるの?


傍にいてくれるの?



あなたは何もしない


何もしないんですよ



きっとね





私の中ではあなたはそういう人です