僕の手は いつも寂しい。
暗がりで、うっすら見える手の輪郭は僕を憂鬱にし、悲観させる。

何にもなれない自分が出来上がっているのだ。

そう、何にもなれないのだ。

僕が頑張ってどうなるんだ?
この手で何かできるのか?

未来なんて特にいらない。
明日死ぬならそれまでのこと。

日々口数は減っていく。
元気がでないんだ、何か話をしたいんだ。

でも、話したい相手じゃないと嫌なんだ。
だから、僕は口を閉じるんだ。

そうやって存在を誇張された作家のように。


僕はもう口を噤むべきなんだろうか?

僕じゃない僕が上辺で喋るだけの毎日、沈黙を許せないやつらに日々悩まされて、
いらいらがもういっぱいなんだ。

鳥の死に悲しめど、魚の死に悲しまず。。。