いずくんぞ、死を知らんや外部記憶をこいつに委ねる。あえて、ペアにしなかったのは、苦しませたくないから。ほんとは彫って欲しかった言葉があった。でも、それも口にはせずに噤んだ。もう、要らないかもしれないこいつは、僕の何であるというのか。ただの、飾り?けじめ?いや、何もない。いつに無く、孤独。バイト先では一人で閉店から一時間働いて、店を閉店させるとかいう快挙までやってしまった。もう、そのせいで、最期の何かが飛んでしまった。