そっと僕はどうしたかと言うと。僕はまた、消えることを考えたんだ。ただ、それが当たり前のことだから。水が流れている、高いところから、低いところへ。当たり前に思える水の流れで君を思い出す。そう、何が足りないのかわかってしまった。僕がすることはもう決まっていたんだ。誰かが、幸せそうにしているのをじっと見てるだけの仕事に就こうと考えたんだ。そして、何かを間違えたとき、そっと誘導してあげるんだ。それが僕がすべきこと、そして、僕が消える理由。