
始めにこの病院に来た時は意識が無かった。
もしかするとダメかと思った。
手術前にちゃんと相談にのってあげなかった自分に腹がたった。
そして、こんな状態に母がなり申し訳なくて、泣きながら何度も帰った。
そして、意識がもどり、奇跡的に後遺症も無い感じだったけど、
それもつかの間で、再度意識障害になり、てんかんを発病し側頭葉の脳梗塞も併発。
しかし、急性期を超えたあたりから再度意識がもどり、医者は失語症、前頭葉障害から無気力になると・・・・。
でも、現在の母は喋る。最近は、ちゃんとJAMと会話している。
でも、比較的軽い失語症で文字が読めない。
と思っていたら、病院の地下の売店で「あら、3つで1000円だって。」って。
え、字読めんの?
失語症患者の場合、ひらがなは読めないけど漢字は何となく読めるらしい。
母の場合。両方読んでました。
あと、いつも帰りたがる。
そりゃそうだ、手術した記憶が無いし、体調も快復してきて自分なりに自身が出てきた。
でも、まだ筋力低下で歩けないし、トイレも一人ではダメである。
でも、帰りたくて仕方が無くて、イライラする。前頭葉障害からそのイライラを自分でコントロール出来なくなる。そうすると夕飯を1口も食べない。
家族が夕方5時頃までいると、いつも怒ってしまう。いろいろ試したが、現時点の結論は怒る前に帰るしかない。
家族は皆、帰りたがる母にちゃんと説明をせずにはぐらかしていた。
母の病状は一見すると認知症にみえがちだ、だから皆はぐらかす。
しかし、よ~く勉強すると前頭葉障害と認知症は別物であるが見分けがあまりつかない。そこが問題であるのだが。
ここ数週間、母の状態を研究してみた。JAMなりの結論は知能的には低いわけでない。失語症により、しゃべても自分の考えを上手く表現できない。
はぐらかされると言うことは母にとって、話をちゃんと聞いてもらっていないで、適当に対応されているという事。
これでは、腹がたつ。
家族は、散歩にいって気分転換をさせ、お菓子でもなんでもいいから、食べ物を口にして少しでも体力をつけてもらいたい。が、願い。
母の立場で考えたら、大きなお世話。
JAMはそこで考えた。怒って散歩に行かなくても、食べ物を食べなくても、状況を説明して納得してもらわない限り同じことの繰り返しどころか、ストレスで母の体調が悪化すると思った。
病院に行く度に、「つれて帰って」「おんぶして連れて行って」と言う母に、辛いけど、「歩けないと、トイレもいけない。先生からも許可がもらえないから、残念だけどつれて帰れない。」と説明している。最初は激怒していた。
最近では、やっと諦めたのか帰れなくてもいいから散歩に連れて行ってといってれる様になってきた。そしていつも地下の売店で先生に内緒で「買い食い」している。
腎臓が悪いから、塩分とかは気をつけてね。
思い切って主治医に、一時帰宅を申し出たら、快くOKしてくれた。
点滴も外れているし、透析が問題なだけだけら透析の無い土日ならOKですよ。
こんどの土日に帰れるように調整してみようかと。家族で相談。
今日はJAMは定休日につく、夫婦で病院にいって、介護のやり方を教わってきた。
母もいつもは、努力することが少ないのだが、家に帰れるという事がやる気を芽生えさせ、トイレに行く練習をすると言ってくれた。
「ちゃんと出来なかったらどうしよう。」と不安げな母。
「練習なんだから、出来なくても問題ないよ。」とJAM。
JAM夫婦で車椅子でトイレに連れて行って、介助した。
なんとか出来た。
問題点も見えてきた。
実感したこともある。
病気は、病院に居れば必ずしも治るものでは無く、環境で治る事もある。
である。
それと、アッコさんには感謝である。実の親ではないのにトイレの世話まで嫌がらずにしてくれる。
JAMは、覚えてないが母に数え切れないほど「おむつ」を取り替えてもらっているから、今度は自分の番だと思える。
彼女にとっては、知りあって10年も満たない人なんだよね。
今週末、母を実家に連れて帰れるように皆でがんばります。
奇跡が起こることを祈って。。。。。