飛行機が滑走路に着陸して、7時間のフライトも終了。ゲートまで移動して、空港内へ。この時点でやや蒸し暑い。南国って感じ。空港に着いたら当然入国審査があります。バリ島は到着ビザ制で、一人20ドルぐらい。搭乗者のほとんどが日本人だったからビザカウンターは長蛇の列。待っている間はバリ島の観光案内と持ち込み禁止品のビデオがひたすら流れてた気がする。宣伝ボートだったかなぁ。


ビザを買った後は、入国審査。あいかわらず、こういうのって何もないのにどきどきしますねぇ。入国審査を当然パスして、はれてインドネシアへ入国!!まずは、ATMでお金を引き出しました。成田の両替所が混んでいたので。その後はスーツケースをとらなきゃいけない。ターンテーブルの前で待ってると自分のスーツケースが来たんでとったら、おもむろに隣にいたおっちゃんがwelcomeって言いながらニコニコした顔でスーツケースを手に取りました。そして、This way, come on!みたいに、出口まで行ってしまったんだけど、これはやられたーと思った。ガイドのトラブル編に書いてあった通り、空港で頼んでもないのに荷物運んでお金を請求するおっちゃんが多数いるって書いてあった。しかも何人も報告が!俺のスーツケースを持っていったおっちゃんもすたすた進んでいって、空港内の別の両替所前で、Do you need exchange?なんて聞いてくる。No!って行って、スーツケースを取ったら、それまでニコニコしてたのが、急にいかつい顔つきになって「ゴヒャクエン」って右の手のひらを出してきた。なんでそこだけ日本語でしかも500円なんだよ!!って心の中で突っ込みを入れてしまいました。でも、そんな思いは一切見せずに、こっちもひたすらNo, No, No, Noooouuuuuuuって言ったら、彼もあきらめたのか、すっときびすを返してターンテーブルへ戻っていきました。事前にガイドで知らなかったら思わず500円渡してたかもなぁ~。空港内の人だから、正式な職員のはずなんだよね。それでも、払う人がいるからそんな行為が横行してるんだろうけど。払わないってのは、払う必要がないってことと、助長しないようにって思いを込めてよかったなぁと思います。とはいえ、世界は広し。海外では日本の常識が通じないことも日常だし、あまりに相手を刺激してたら裏に連れて行かるリスクもあったのかもと思うとぞっとします。


まぁ、いきなりこんな出迎えを受けたわけだけど、そのあとはさくっと到着ロビーにでて、迎えに来てもらっていたスカスカ・バリの人と会いました。外にでるとむわぁ~と本格的な熱帯気候。あちぃ~。全部で日本人の5組ぐらいをピックアップして、それぞれホテルへ。空を眺めてみるとこの時点でいい感じの夕日タイム。空港の向こうは赤色に染まってました。ホテルに着くまで持ってくれ~と祈りながら車に揺られていきました。運転手は現地の人だったけど、日本語がとても上手。滞在中にすることはもう決まった?って聞かれたけど、うちらはすでに予定ぎっしり(笑)。追加のツアーを組む余裕はないんだよね。ごめんね~。でも、今日の夕食は?って聞かれたから、何も決めてないっていうと、それじゃホテルの近くのビーチレストランがお勧めだよ!って。チェックインした後20時に迎えにいけるけどどうする?って言われて、結局日本人4組ぐらいが行くことになりました。そんな会話をしながら、InterContinental Resort Bali へ到着しました。着いてみると、門番がいて、門からフロント前までは約100mぐらいの距離。降ろしてもらい、僕らはホテルマンへと預けられました。なんといか、ほんとFedexの小包だよ。建物に入ってびっくりしたのは、壁や窓がない。外とはほとんど同一空間。なんと表現すればいいのか、敷地に広い土台を作って、柱と屋根だけをつけた感じです。驚いたけど、しばらく経つと、正直悪くない。暑くもなくて、快適。ソファに体を休めながら、長旅の疲れを癒して、ゆったりしてたら、チェックインが。サインして、鍵をもらって、部屋まで案内されました。もうすこしゆっくりしてたかったかな。部屋に着くと結構広い。でも、時計を見ると、約束の20時まであと10分!!いきなり遅刻か?慌てて荷解きもせずに、着るもの少しと、ルピーをつかんで急ぎフロントへ!!そこにはすでにさっきの運転手と一緒に行く日本人の人たちがいました。とりあえず間に合った。それではレストランへ。ビーチレストランっていったいどんなところ?


ところで、チェックインとレストランのあわただしさで気付いたら太陽が沈んですっかり真っ暗。夕日どころではありませんでした。到着日はあきらめて、翌日以降に期待。さぁ、果たして海に沈む夕日は滞在中にみれたのでしょうか。それはきっとブログの続きに・・・。

成田を飛び立った後は、しばらく日本列島に沿って南下していきました。それでも、左窓側だったので、日本は見えず、窓の外はひたすら太平洋と雲。一時間もすればちょっと飽き気味。そのうち、お昼の機内食があったと思うけど、メニューは全然覚えてません。まぁ、エコノミーの機内食なんて美味しいものでもないので。(これまでに一番記憶に残っている機内食は、イギリス行くときに食べたカップヌードル。)ある程度巡航高度になったあたりで、密かに心の中では「ここまでくれば飛行機テロはないな」なんて安心してました。


で、離陸から2時間ぐらいたったときに、外を眺めていると、なんと左下方に、もう一つ機体を発見!!ニアミスというほどには近くではないけど(当然!!)、尾翼の航空会社のマークがわかるぐらいの近さ。よくみると下降しているようでした。時間的に沖縄に向かう飛行機だったのかな。空で他の飛行機と出くわすのは珍しいです。


そのまま飛行機は飛び続け、知らない間に日本領空を抜けてました。気がつくと外には点々と島が見えてました。どこだろう。フィリピンかな。もうすでにビーチと海の青さが綺麗だった。そのうち、点々の小さな島じゃなく、大きな島が見えてきました。

乗員に聞いてみると、「あれはジャワ島だよ」とのこと。ってことはもうインドネシア領!?地図上で見ると、もうバリ島の近くで島々が存在する地域まで来てる。「じゃぁ、バリ島まではもう近いんだね」なんて会話をしながら、もう到着した気分。そう思うと一気にテンションが上がったなぁ。入国書類も配られ始めて、地球の歩き方を参考に記入。7時間の飛行とはいえ、ずーと昼間だから、あまり寝ることも無く、一日中移動してる感覚でしたね。まぁ、実際そうなんだけど。確かバリ島との時差は、現地が日本より一時間早かったはず。このまま着いたら夕日に間に合うかなぁ、なんてことを下降する機内で考えてました。


そして、まだ日が明るいうちにバリ、デンパサール空港に着陸しました。ふーやっと到着。さぁ、入国手続きをしてホテルへ向かわねば。夕日に間に合うかな。

パッキングOK、火の元OK、戸締りOKってしばし家を留守にするので念入りに確認して家をでました。成田は遠いから、東京から先はNEXで。当時は川崎にすんでいたけど、よく考えると横浜・東京間でNEXに乗る価値は無い。だったら、東京からにして、ちょっと節約。成田に向かう途中に旅行ガイドなんか見ながら、これからの旅の話をするのは最高ですな。あっちいく、こっちにいく、あれ買う、これ買う・・・。


成田に着いたら、だだっ広いターミナル。第1か第2か??まずは事前に送ってたスーツケースをゲットして、そのままチェックインへ。ガルーダのカウンターにくるも、なぜか受付している人が少なかった気が。だいぶ列が膨れてました。そのうち担当者も増えてきて、さくっとチケットを発券してもらいました。その後は、本当はもっと時間があまる予定だったんだけど、出発まではあまり時間が無い。昼前だから、小腹がすくかなと思い、まだ日本が恋しくなるかと思い、お菓子とパンを買い込んで出国ゲートに向かいました。確かこのときから出国カードは廃止されていたような。というか、昔は出国するときに印紙買っていた記憶がある。当時13歳。


そんなことを思い出したかどうかは思い出せないけど、とりあえずゲート前まで。ゲート番号はD94。ここ何回かの出国はいつも同じD94ゲートからのような気がする。しかも、方面にも共通項はないし。チケットゲートをくぐっていくと、目の前にはガルーダの機体が待ってました。



飛行機に乗り込むと座席は一番後ろの窓側。隣の人に気を使わなくていいや。バリのデンパサール空港までは7時間の空の旅。久しぶりに長距離線なんで、暇つぶしを色々もって行きました。その中には「ローマ人の物語 第1巻」もありました(その後はまりにはまって、出ている文庫本16巻まで読みました。それでもまだ半分)。そんなわくわく準備をしながら後は離陸を待つだけ。滑走路に出て、ぐっとエンジン回転が上がり、Gが後ろにかかる瞬間はこれから「飛ぶぞ」って感じですね。離陸したあとはゆっくり上昇しながらやがて関東を離れていきました。


やっと出発したバリの旅。しばしは空の旅を。

バリ島に行くことを決めたとき、2002年のテロを全く気にしなかったわけではなく一片の心配があった。それでも、事件から2年経ち、続く大きなテロも聞かない、また、沢山の日本人もバリ島に行っていることから、テロへの心配は自ずと少なくなっていた。


そんな中、旅行まであと10日程となった9月9日、ジャカルタでのテロのニュースを聞く。


これには正直焦った。テロを一回だけの特殊なものと考えていたのに、この事件のおかげでどこでも起こりうる反復性のものと考えざるを得なくなってしまった。しかも、調べてみると、2003年にもテロが発生しているし。出発まで後10日。さぁ、どうする!?どーするオレ!?キャンセルするにもキャンセル料が発生するし、今から別の地域の旅行をセットし直すのは時間的にも困難。悩んだ挙句、結果は行くことを選択。しかし、楽しい気持ちに影が差し込んだことも事実。


そんな中、土曜日に買い物がてら近所をぶらついていると、JR川崎駅近くの川崎ミューザで、バンドが路上ライブをやっていた。真夏の暑さも少しやわらいで、雲の高さが秋の訪れを感じさせる、そんな気持ちよさのなか、そのバンドの音楽はノリがよく、レベルが高いギターやボーカルが心地よく響いた。30分ぐらい立ち止まって聴いていたら、テロの心配もなくなって、バリ島に行く気持ちもすっきりと楽しめるようになってきた。とはいえ、楽観的になったのではなく、やはり人込みなどは避けて、できるだけリスクを下げるようにはしたけど。


ちなみに、その土曜日の秋晴れの日にライブをやっていたバンドは"The sooners"というバンド。インディーズだけど、神奈川県内の新星堂ではCD買えると思うので、興味があればぜひ。このバリ島に行く前のときは演奏している曲はCDになっていなくて、手にすることが出来ませんでした。ところが、その一年後、全く別の場所で同じように路上ライブをやっているSoonersを発見し、そのときはソッコーCD買いました。2度目の出会いの日も、バリ島直前と同じように、秋の始めで、気持ちいい日だった。


そんな音楽に助けられ、いよいよバリ島へ向けて出発。さぁ成田へ。

旅行会社に電話してみると、なんと目当てのツアーは完売。同じ旅行会社の複数の支店に電話してみたが、やはりだめ。残念。キャンセル待ちはできるが、キャンセル待ちのために予約金を支払う必要があり、しかも、席が空く空かないにかまわず、キャンセル待ちの申し込みを解約すると予約金は戻ってこないという契約条件。ツアーに確実に行ける権利の対価として予約金を支払うのはわかるけど、それよりも低位な権利で同様の対価は納得できず、結局お断り。ツアー代金が安いだけに、その分をキャンセル料で補ってるのかなぁ・・・。


ツアー探しは振り出しに戻り、パンフレットでは予約状況がわからないのでネットで空きがあるツアーを検索する方針に変更。そして友人がHISのツアーを見つけました。HISは以前の旅でも飛行機とってもらったし、大学の卒業旅行も確かHIS。安心感があるので決定しました。日程は9月半ばから5泊6日に決定。ホテルは希望の、目の前がビーチのInterContinental Resort Bali 。Jimbaranビーチが目の前に広がります。パンフレットを見ると。飛行機はガルーダインドネシア航空。成田から確か昼ちょっと前にでる便だったかな。当時は日系の飛行機会社に乗りたいと思ったけど、それだと結構なプレミアを取られたのでガルーダにしました(今となっては日系の飛行機会社の方が一部危険な気もしますが)。


こうやってまずは日程とホテル・飛行機が決定したので、あとは現地で何をするかのスケジュール決め。候補はいくつも上がってましたが、その中から何日に何をするかを決め、あとは、現地で日本人がやっているツアーガイドに手配を頼みました。だいたいこの時点で旅行に行く2・3週間前。大きく決めるべきことは決まったし、残りは荷物をパッキングですな。「旅で使えるインドネシア語」という本も買って、かなり乗り気です。


旅行って行く準備が楽しいですよね。特に海外に行くときって、成田に向かっている時間が楽しい。ちなみに、バリ島で現地ツアーを手配してもらったところは、「スカスカ・バリ 」といいます。日本人の女性の方が対応してくれたけど、とても親切で安心してお願いできました。後々わかったけど、現地でも連絡とって急な問い合わせにも応えてくれて、頼りになりました。


さぁ、後は行くだけかぁ、なんて思っていたら、なんと事件が!!

旅行に行く時期は9月半ばと、まずは決定。あとはどのツアーを使うか、現地で何をするか。行ったことがある場所ならば、飛行機とホテルだけ予約して、あとは現地でうろつくってこともできるけど、なにせバリ島は初。加えて、英語もどこまで通じるかわからない。とあれば、やっぱり事前に予定を立てて、現地ツアーなんかも予約しとかねば。何をしたいかは・・・、何考えてたかなぁ。一緒に行く人に結構まかせっきりだったような。それでも、クルーズツアーとかは希望を出してたような気がする。ストレスから解放されたくて、とにかくいいホテルのビーチで散歩したかったことだけは覚えてます。要はゆったりしたかったのかな。


そんな行動計画を立てつつ、次はどのツアーにするか。とりあえず、手に入るパンフレットを山のように入手してきて、ツアー情報を比較の為に、エクセルに打ち込む。こんなところで、仕事で身に着けた技術が役に立つとは思わなかった。けど、整理して比較すると、他のツアーと同じ条件(日程、飛行機、ホテルetc)なのに、明らかに値段が安いツアーを発見!!これだ!と思って早速予約の電話を入れました・・・・。


さらに続く。結構長いな。いったいいつバリに旅立てるのやら。

2004年の夏、長くて大変だったプロジェクトがやっと、やっと終わりを迎えていた頃、仕事からの達成感と解放感、そしてプロジェクト中のストレスから、無性にどこか遠くへ行きたくなってました。どこか遠くへ・・・そう、絶対海外に行きたいと思ってたなぁ。そのころ、とあるきっかけから、南の島へ行きたい憧れがあって、いろいろな候補地を探してました。とはいえ、旅行会社のパンフレットを見て、ネットを探して、旅行ガイドを読み漁って・・・ってこのあたりで結構お腹一杯。ヤバイ・・・軽く行く気が失せてる。結局いかなくなって終わりかなぁ、なんて思ってたとき、仕事帰りに本屋で思い切って「地球の歩き方 バリ島」を買いました。こうすれば行く気になるだろう、と。で、次はいつ行くか、どのツアーにするか、現地で何するか、こんなことを決めていかなきゃいけないんだな。


う~ん、長くなりそう。続く。