甲子園球児のMyself -17ページ目
降りしきる雨の中
君は傘もささずに
泣き顔で走り去った
駅に続く道
君は僕の胸の中で
震える声で言った
「しあわせになってね」と
小さな声で言った
最後の汽車が出て行く前に
やさしい言葉も
かけてあげられなかった
雨よ降れ降れもっと
つきさすような雨よ
雨よ降れ降れもっと
すべてを流してくれ
君は僕を愛して
僕は君を愛した
君の口づけは 昔ほど
やさしくはなかった
季節が変わるたびに
君はおとなになった
僕が求めてたのは
昔のままの君
きっと初めから 雨は降ってた
君が何かを さがそうとするたびに
雨よ降れ降れもっと
つきさすような雨よ
雨よ降れ降れもっと
すべてを流してくれ
悔しさをかきむしったら
涙が出てきた
とめどもなく初めて俺
弱虫になっちまった
震えてきたよ
震えてきたよ
誰か上等な優しさに
すがらせてくれ
情熱 情熱 情熱
ほら 情熱 情熱 情熱
真っ赤に燃えたぎる あの時の
情熱はどこだ!!
何かがちがうんだ
何かがおかしいんだ
だから俺は叫ぶ
「やりたい事が みつからねぇ!」と
恐くなってきたよ
恐くなってきたよ
誰か俺に一歩踏み出す勇気と
力をさずけてくれ
全て捨てちまえ
たかだか そんな俺
ひらきなおって 明日をいっちょ
ひっぺ返して殺れ!!
ほら 沸いてきたぞ
沸き上がってきたぞ
人間の意地と情熱が
煮えくりかえってる
生きるか死ぬかの
崖っぷちに立たされたあの時
差し出された優しい手に しがみついた
怖くて震えが 止まらなかったけど
一人ぼっちじゃないと も一度信じた
信じた瞬間 三度目の裏切りに倒れ
生まれた初めて 人が憎らしく思えてきた
唄を忘れたカナリアよ
破れた喉を引き裂き
真っ赤な血を吐き 突き刺すように
泣いてやれ!
いつからだろう 人を疑い
損か得かの術を 知ったのは
暗闇の夜は 我が身かくした
だけど 後ろっから蹴っ飛ばされた
死にたいくらいに 悔しくて悔しくて
泣きたいくらいに 誰よりも強くなりたかった
唄を忘れたカナリアよ
破れた喉を引き裂き
真っ赤な血を吐き 突き刺すように
泣いてやれ!

