傷つけば傷つくほど優しくなれた
貧しさは大きな力になり
意気地のなさは 勇気に変わる
ひねた瞳は真実を欲しがる

真実はとてつもなく 激しかった
愛せば愛すほど苦しくなる
はかなさが美しいから
死にたくても また歩いた

俺はいま 真夜中の湾岸をとばしてる
カーラジオ消して受話器を
耳にかたむける 進路は東へと
お前の声を聞きながら走る
とうとう昭和の歴史が終わった



悲しめば悲しむほど 想いやれた
悔しさは大きな力になり
力は いつしか詩になる
許せないのは 自分となる

俺はいま 受話器を静かに置いた
あぁ 吹きすさぶ強く冷たい
風に抱かれたい 夜明け前の街が
確かに動き始めてる
とうとう昭和の歴史が終わった