ギラギラと焼けつく コールタールの屋根に
むせかえる灼熱の あの夏の放課後
俺たちはたくさんの 自分を閉じ込めて
しゃぼん玉を青い空へ飛ばしたよね

七色に輝く俺たちの未来は「信じる」
とか「信じない」からかけ離れてた
何の疑いもなく 陽炎といっしょに
天空へ確かにはじけず昇ったよね

あれは遠い そう夏の日の午後
広い校庭に水をまいた
決まって夕立のあと 俺たちは
裸足のまんまで西陽を追いかけた

悲しかったけど......
泣きたかったけど.......

「家族」という船に乗り
「孤独」という海に出た
「家族」という船が行き過ぎ
今「孤独」という魚になった