きれいなナメクジ。
海にいる蝸牛だからか、
海牛を一言でいうと
そんな感じだ。
この磯のタイドプールには
たくさんの水生生物が生息している。
とくにウミウシの類が豊富なので
海牛牧場 と僕らは呼んでいる。
ウォーターシューズに
軍手に バケツ、
小さな網や プラスチックのコップなど、
僕らも要領は心得ている。
子どもたちも成長したから
岩牡蛎で大怪我することもない。
数年経てば、
クラブや塾で忙しく
家族での旅行は減るだろう。
それ以前に、
沖を船が通るたびに打ち寄せるさざ波に
老いぼれた我々が足を取られて危険かも。
いずれにせよ、
家族旅行激減のカウントダウンは始まっている。
息子が採った雲丹を石で砕いて
振る舞ってくれた。
愛しい夏のはじまりだ!
心残さず 存分に楽しもう!