9月には帰らない。


ユーミンの歌の中でも、好きなものなんだ。







放生会の頃、


毎年のように台風を心配した。


参道に並ぶ露天が閉まっていては祭り気分も台無しになるし


筥崎宮に出掛ける理由も無くなってしまうからだ。



九州育ちは台風には慣れている。


簡単に交通網がマヒしたり、デパートが早々と閉店したり、授業が早く終わるというような


大きな街とは、自然との向き合い方が多少違っていたような気がする。



ほんとうは、放生会に子供と一緒に出掛けたいのだけれど、


今年は忙しくて、そんな融通も利かない。


そうこうしているうちに終わってしまうのが人生なんだから


好きな気持ちにブレーキを踏んではいけないんだろうなぁ。。



行きたいところがあれば、行く。


好きな気持ちが芽生えたら、好きだと告げる。


なりたい自分が見えたなら、そうなろうとすれば、いいだけなのかもしれない。


アーティストだとか、芸術家だとか、破天荒に見える人たちは


ブレーキを掛けずに、むしろ そこでアクセルを全開にするんだろうな。


怖がらずに、降りてきた想いの端っこが見えたなら


迷わず掴んで 天からの授かりものを すべて享受しようとするんだろうなぁ。



そこまで無邪気にはできないや。


アタマもでかけりゃ、勇気もないよ。


とりあえず、9月に帰ることさえ


ままならないんだから。。



いつか、子供が喜ぶうちに、みんなで行くよ、放生会♪