前回の「あげな・こげな」コラムでは、

<自らの変化を楽しむ>と題して記事を書きましたが、

そこで書き損じていた子供時代について、今日は書きます。


10歳未満くらいの子供の時代の、大事なことのひとつに、

「好きになる力」が、あると思います。

好きな人が居る、好きなことが有る、好きな歌がある、好きな場所が在る..

この「好き」という感情を育てることは、とても大切だと思います。


もちろん、大人になったって「好きになる力」は育めるし、

湧き上がってくるのだと思いますが、

やはり生まれたてから10年うちくらいに、手間隙掛けて、しっかり

「好き」に慣れ親しんでおくことが大切な気がします。


おそらく、感情の中でも、ずいぶん大きなエネルギーを帯びて、

自分で思うよりもずっとパワーを供給してくれる、超級の感情だと思います。

「好き」になりつけておく、というか、

「好き」が何たるか肌感覚で知っておく、

これが後々、ものすごく大きな助けになるし足しになるのです。


自分の内から生まれ出づる「好き」という感情を、

ちゃんと受け止めて、大事に育ててみてください。

知らぬ間に、ちゃんとそこから始まっていきます。

「好き」から始まる物語は、「好きになる力」を持った人だけに..