西武鉄道・堤会長逮捕!

このことに、思う。

不味いものを腹いっぱい食いたいか、

それとも、少しだが美味いものを食べたいのか。


「あの人は器がでかい」とか「部長の器じゃないんだよ」などと言うが、

大事なのは存外に、「器」だけでもない。

要は、器に入れる「中身」なのだ。

そこに入れる「人格」や「風格」や「品格」こそ、

「器」以上に大事な尺度ではないか。


器はでかいが下品な輩は、居る。

「器」が大きくても「品(ひん)」が悪くてはダメだ。

「器=容器(いれもの)」ではなく「中身=品(しなもの)」、

品性こそが問われる時代になりつつある。


会社も規模ではない。

小さくても真面目で誠実な会社もあれば、

大きな組織でも、

傲慢化した省庁、国営放送や民間企業も少なくないのだから。


もう、ボリュームで勝負する時代ではない。

まずは、品性があること、生地が誠実であること、これが大事だ。

ジャンクフードを山ほど出されても、いつまで食べても満たされない。

ほんとうに美味しい味わいのある食事がしたいのだ。

だって、そのほうが結局、体に良いのだから。無論、心にも。