「責任」という言葉、案外苦手じゃありませんか~?

でも、この言葉、そんなに怖がったり警戒しなくてもいいのかも...



responsibility(責任)

この言葉の語源は、respondereというラテン語で、

「応答する」ということのようだ。

さらに、response+ability というように、応答能力とも言える。

責任=応えること、なのだ。


こうしてみると、「責任」と対極にあるのは、「無視」だろう。

...無視は、さびしい。



現代の特徴的な現象なのかもしれないが、

「無視」という、ひとつの「反応の方法」を安易に選ぶのではなく、

もう少し関わりあって過ごす方が、健全ではあるまいか?


そこに対話が生まれることから、世界は広がりを見せる。

自らの世界が大きく開いていくことは、そのこと自体が、

生命力をもりもりと作りだし、のびやかに生い茂る頼もしい

一本の樹木の誕生となる。


互いが対話することで、生命の交流が生まれ、はたして

そこには、みずみずしい生命力を湛えた木々が森となって、

多くの命を宿す世界を創り出す。


「無視」ではなく「対話」を。

ひとりひとりの小さなresponsibilityの上に、楽園は創られる。

むずかしいことじゃない、それは手をつなぐように。