A:王様、それはそれは立派な服でございますこと!

B:まぁ、うつくしい!こんなお召し物、さぞかし高名な仕立て屋に
  創らせたのでしょう!

C:いやはや、なんとも私どもには、とてもこんな高価で品格のある服は
  着こなせません、さすが!王様!!




なんば言いよっとですか~?

さっきから聞いてりゃ、おかしなことばーっかし言ってから~!

裸じゃなかですか、裸じゃ?

さ、こげな嘘つき相手にせんで、はよ服ば着んしゃい、王様。

風邪ひくばい。



身も蓋もないことを平気で言う。

あえて言うでもなく、失言のつもりもない。

まぁ、大した勇気も要さずに、大した思い切りも感じずに、

こんな感じで世の中を変えていけたなら。