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中学生息子がうえーいと申します。

テーマが息子の初恋、イジメ、剣道、釣り、
母のコンビニバイト、同居の愚痴、読書感想文
など綴っています。

流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星

我が家のアイドルといえば、
一人息子のうえーい。

じーさん、ばーさん、父、母の大人4人が巻き起こす騒動の荒波に揉まれながらも、
子供一人で 板挟みになりながら 成長してきた。
(愛情の独り占め&4人分の躾を一人受け)

でも、でも、じつは もう一人、いや一匹
この家族を見守ってきたアイドルがいる。

ミニチュアダックスフンドのワイヤーヘアー
(毛がフサフサなので、✂してる仔が多い)

レオ。(♂)

彼  産まれて14年。うえーいと同じ年。
犬年齢は80歳くらいになると思う。

今は白内障でほとんど目が見えない。
エサとオシッコ兼ねての散歩以外 ずうーーーーーと寝ている。

そんな彼が 最近 弱り始めた。

レオ目線で 見た我が家。

ビーグル犬しっぽビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬あたま

僕はずっと、寂しかった。

大きな 窓から たくさんのニンゲンが手を振ってくれるが 誰も 僕を ここから出してくれない。

いつも 新入りが 先に 売れる。

毛がフサフサ まん丸の体で元気をアピールし、
大きな 目で見つめる👀💓。

この手でみんなは気に入られるのだ。

僕はどうやら 欠陥商品らしく、
毛が 少ない。若くしてハゲ。

このハゲー!! のせいで、この手を使っても効果ない。もう、半年ぐらいずーーと ここにいる。

大きくなってしまうと、
どこか遠くへいくらしい。

そこは いい場所なのか?
誰も教えてはくてないが、僕のお世話をしてくれている 井上さんが だんだん 悲しい顔をするようになった。

僕の値段は下がるばかり。

すると、見たことある ニンゲンが僕を見てた。
顔が白くて 目が優しい。前髪がクルクルしてる女。ちょっと、ポッチャリ。
(旦那のお姉さんのこと。この時は独身でした)

嬉しくて つい、駆け足。
短い足が 必死で動く。

この、ニンゲン、来たの5回目くらい。
月に1回来てるな。

その日が 僕の最後。
最後のガラス越し生活となった。

僕が 新しい家に来たとき、
既に 似たような生き物がいた。

4本足で 腹を 床に擦って ヨダレを滴ながら
動くやつ。

キモい(|||´Д`)

毛が ニンゲンみたいに頭にしかないが、ニンゲンの言葉喋らない。歩いてないし。

なんだこの変なの❗

毛をさわるんじゃねぇ~~あせるハゲが進むむかっ


でも、いい匂いがする。
甘い ミルクの 懐かしい匂い。
ペロペロ舐めたら でかい声で泣きやがったびっくり


その キモいやつ、どんどん でかくなって、
2本足で立つようになったと思ったら、
「パーパ、マーマ」
と喋るようになった‼

おま、人間だったのか⁉

それから 暫くすると
キモい奴は
家から いなくなって、
(4年ほど、同居解消した。)
たまに
家に遊びに来るようになった。

来るたびに大きくなって、
やんちゃになって、
僕のことを おもちゃにした。

変な抱っこするから、噛んでやった。

びびって、すぐ泣く。

ほんとによく泣くやつだ。

何年かたつと、僕を貰ってくれた 女はいなくなった。…結婚ってやつ。

また家族が減った。
でも、じいさんとばあさんがいる。

寂しくなんかない。
ずっと ガラスの中にいた時に比べれば。

だって、夜には 一緒に寝てくれて 温かい

ここは僕にとって大事なお家

昼間 誰もいないから この家は 僕が守ってるんだ❗
赤いバイクが毎日 来るから 必死で吠えてやってるムキー



4年後
キモい奴が、いや うえーいくんが また一緒の家で暮らし始めた。

ずいぶんと賑やかになった。
嬉しかった


キモい奴は 小学校へ 行くようになって
時々 泣いて帰ってきた。
(イジメで苦しんだ小学生時代到来)

何で泣いてるんだようもやもや

その頃にはじいさんだけ仕事で、
ばあさんは いつも家にいたんだ。

ばあさんが 一生懸命 なだめてる。

僕は喋れないから 見つめるしかできない。

キモい奴が帰ってくる 足音が聞こえたら
すぐ、出口に向かい 待ってる。

人間言葉で お帰り

「レオ、ただいまビックリマーク

今日は 元気だね。うえーいくん。

「ただいま…」

今日は 涙出てないけど、顔が 怖いよ。

えーんえーんえーんえーんえーん

今日も 辛いことあったんだね。

この頃 家族で よく揉めてたよ。
僕には 難しい話で分からないけど
お父さん、よく 大きな声で
お母さんを叱ってた。

おじいさん おばあさんも
色々 話してて、
僕の寝る時間が遅くなったときがある。

うえーいくんが 元気ない。

僕はどうしたらいい?



僕には どうも出来なくて
いつも通り、見つめるだけさ。

でも、帰って来たら 一番に
出迎えるんだ‼

うえーいくんが 涙を 堪えて帰ってくるようになった。
泣いた跡があるけど、涙を流してはない。

ちょっと、強くなってた。

この頃には、
僕の散歩 よく連れていってくれた。
よく一緒に 走る競争したよな。

ま、いつも僕が勝った。



けれど、油断した。


あの日、僕が死にかけた日

じいさんと、ばあさんと、うえーいくんと、みんなで散歩中。

僕は嬉しくて 飛べそうな気がしたんだ。

用水路を飛び越えるぞ と思ってジャンプしたら
短い足が 落ちた。

そのまま 体全部が 川へ沈んだ。




うえーいくんが すごい顔で叫んでた。

レオが死んじゃう❗
誰か助けて!! 
助けてーー‼

相変わらずの でかい声で。

僕は 必死で泳いだ。
初めて泳いだから、
最初は 上手く出来なくて駄目かと思ったけど、
うえーいくんが 悲しむ顔見たくない。

うえーいくんが泣くと、家族みんなが悲しむんだ。
僕のせいで それはしたくない。

じいさんが 引き上げてくれた。


僕はこの家族を守るんだ…。

いつの間にか
じいさんも昼間、家にいるようになった。

じいさんとばあさん よく喧嘩してた。

いつものことだ、喧嘩するほど仲がいい夫婦だから、昼寝続行。

昼間 安心して昼寝できるようになると、
もう、ずっと眠い。




すると だんだんと 白いものが僕の視界を邪魔するようになった。

目が見えにくくなると
あっという間に 世界は 白くなった。

歩くのが怖くて しんどい。

家の中や、散歩道は記憶と匂いが頼り。


もう、僕は守れなくなってた


でも、
うえーいくんが中学生になって、すっかり
強くなったから 安心だ。

これからは、お前が家族を守っておやり。

わしは温かいこの家でノンビリさせてもらうよ。

ビーグル犬しっぽビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬からだビーグル犬あたま

毛薄なレオは冬になると寒さでブルブル震えて、
ずーーと、じいさんかばあさんに抱っこされてる 甘えん坊。
ばあさん特製のチャンチャンコ着てるくせに。

そして、うえーいは 一人で留守番してるときに
リビングから 不審な物音がするから
恐る恐る 剣道の木刀構えて リビング覗いたそうな。

すると レオが エサ皿をゴソゴソしてただけだったよう。

十分 頼もしい。