原稿チラ見せ「歴史探偵調査書の書籍化」#新たに達成したい事 | 【蛇莓のショートケーキ♪】

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純白の生クリームの上に、真っ赤な蛇莓を飾りつけた『蛇苺のショートケーキ』みたいに……
ファニー&クレイジー、イカれたブログです。

歴史ロマンをもっともっとセクシーに味わいたい、ファビュラス系・歴史探偵ですのよ。

歌詞「ライターズ ハイ」

Oh,yeah! 

調査は10年以上  第一稿も1年以上

金も時間もブチ込みまくって

まだまだ出版できない文章

(仕事遅すぎ!  仕事遅すぎ!)


お前の古代妄想  迷宮入りかよ!

(仕事遅すぎ!  仕事遅すぎ!)


自分自身をディスりまくる

(悪口雑言、罵詈雑言、冷嘲熱罵)


長い  長い  スランプ状態

(一文不通、朽木糞牆、空理空論)


自分自身をディスって  ディスて  ディスりまくって


やっと  やっと  やっと  見えてきた

完成への光り

蜃気楼みたいな光り

今だけ  少しだけ  多幸感を味わう

ライターズ ハイ(yeah!)

ライターズ ハイ(yeah!)



……今、こんな状態です。

福島県西白河郡泉崎村『泉崎横穴墓』の壁画について、歴史探偵によるロマン溢れる報告書を作っています。

この内容は絶対に書籍化します!

当ブログ内容については著作権主張します。

私の絵と文章は、無断転載・二次使用は絶対にやめて下さい。

…調査にブチ込んだ大金を少しでも回収したい、涙…。

…第二弾の資金にしたい、嗚咽…。

何かありましたらコメント欄、またはメッセージから宜しくお願い致しますお願い


写真についてはこれから各協会、資料館、HP代表者などに連絡し、許可を頂けたものだけを掲載します。

各施設の担当者様。見てましたらご協力の程、宜しくお願い致します。


内容「チラ見せ」になります。

今回は壁画の右壁。
右側の「馬っぽいシルエット」について。
「チラ見せ」解説致します。


『泉崎横穴墓』


私は『泉崎横穴墓』は、星座表であると考えます。
全体絵図を見てください。
右壁には、リボン柄と馬のシルエットが見えます。


右壁━右側

※「泉崎横穴墓」……HP 矢吹町複合施設KOKOTTO  矢吹町文化財調査報告書「七軒遺跡」
※「星座表」……ふれあい科学館スペースパーク配布資料に、筆者手書き。

【赤竜馬★おうし座】+【馬具★スバル座+ペルセウス座】

おうし座

おうし座は、雨や洪水を子孫に伝える赤い竜馬。水辺に住む霊獣です。

名前は「あかうまさま」。

馬として出現する時は馬体が河原毛(かわらげ=被毛は黄褐色で、長毛と四肢が黒い)になる。

※「金銅製馬具を着けた馬」……福島県埋蔵文化財センターまほろん常設展示物。


《お願いします!》赤毛のカワラゲ馬の画像探してます!御存知でしたら教えて下さい。

顔の模様は、大星。おうし座のアンデバラン(薔薇色の1等星)を額の大星と見る。

または、流星・鼻白と見る。

※「大星」「流星・鼻白」は白班とよばれる額と鼻の模様……馬の毛色及び特徴記載要領(第8版)公益社団法人 日本馬事協会HP 

馬具(顔と腰の飾り)

馬具は、ヒアデス星団とスバル座製。

おうし座の顔部分、ヒアデス星団のY部分を馬面飾りが輝いていると見る。

馬の背中部分、スバル座を鞍または腰飾りと見る。

星神「あかうまさま」の顔と身体。その見え方で種蒔き収穫などの農作業を導き、漁業の旬を教え、雨や異常気象を知らせる。


ヒアデス星団

ヒアデス星団は、ギリシャでは雨降り星と見て、その語源もヒュエイン=雨降るから出ているとされます。

中国 二十八宿では「畢(ひつ)宿」と呼ばれ、『詩経』にも天気占いの星として登場します。

「畢(ひつ)」はウサギを取る手縄、古代中国ではフォークのことをいいます。

ヒアデス星団に月が宿ると大雨が降ると言い伝えは昔からあり、孔明などは「雨師の畢宿に対する、風伯の箕(き)宿」として、これらを祀り雨風を祈ったとされます。

また日本には、V部分を馬の頭・馬面と見た方言がたくさんあります。山形県ではウマノツラボシ、沖縄県ではウマノチラーとよびました。

福島県にもウマノツラという方言があります。


スバル座

スバル座は、西洋では春の雨をもたらす星とされ、古代日本でも注目していた星です。

スバル座の方言、神話はたくさん残っており、江戸から北ではムツラボシ(六連星)、東国では九曜の星とも呼ばれました。

天神の使う小皿と見る地方もありますが、装飾品と見た方言もあります。

『古事記』に登場する「多麻能美須麻流(たまのみすまる)=髪や手首の玉飾り」が一番有名ですが、スマル、カンザシボシなどの呼び名もあります。

一般的に、スバルは六つの星と数えますが、古代には七つ、または十五、十六…とたくさん見えていた伝承も残っています。


金銅製馬具

福島県内の古墳からは、金銅製品が数多く見つかっています。

金銅は、銅に金をコーティングしたもの。

古くは銅を赤金、銀を白といい、金・銀・銅は金三品といわれました。

銅をさらに美しく輝かせる金メッキ技術は当時の最新テクノロジーであり、この「神業技術集団との繋がり」と「星神のように輝く装飾品の所持」が「富と権力の象徴」だったと考えられます。

金銅製造技術は現代でいうなら、半導体、ネオジム磁石、リチウムイオン蓄電池のような最先端技術だったとも考えられます。

※「馬具」……『笊内(ざるうち)古墳群』福島県白河市東。福島県埋蔵文化財センターまほろん常設展示物。筆者撮影。
《余談》腰飾り「雲珠」。相馬野馬追みたいに御幣や旗を立てていた雰囲気感じない?

着飾った人馬の御祭りで、まず思い浮かぶのは岩手県滝沢市鬼越・蒼前(そうぜん)神社の『チャグチャグ馬コ』です。

「チャグチャグ」の語源は馬装飾の鈴音の擬音で、百頭ほどの馬を着飾らせて行進するお祭りです。

馬が着けるドーナツ型の鳴り輪は、オオカミ避けの名残りとされ四キロメートル四方に鳴り響くとされます。…………※岩手県滝沢市HP

また、岩手県は奈良時代の頃から名馬の産地として、名だたる武将の愛馬を輩出した地域でもあります。


首だけの馬、足のない馬? ……渦巻き?

古墳壁画模写の第一人者である、日下八光先生は『東国の装飾古墳/雄山閣』の中で、

「模写した際、“飼葉桶”と“首だけの馬”が一組として、また右方にも“四脚が省略された馬”が描かれている。

また“首だけの馬”は、胴体部分が剥落したのではなく当初から描かれていないもので、また“飼葉桶”もよく見るとかすかに籠目のようなものが認められるので桶ではなく“籠=草刈り籠”であろう」と記しています。

本の写真だけでは、指摘箇所が分かりにくいのですが、“首だけの馬”「馬頭星雲」が描かれていた可能性があります。

古代宗教では雨を祈る際に「馬の首を切って」淵に投じる儀式がありました。

このような儀式は世界中であったとされ、福島県福島市『御山千軒(おやませんげん)遺跡/奈良~平安時代』では、馬の骨、馬の形の木製品(形代)などが見つかり、馬を水神に捧げる儀式が行われたと考えられています。



……こんな感じで書いています。

説明はまだまだ続きます。

一つ一つの絵柄を星と結び付け、重箱の隅をつつくようにネチネチと解説しています。

文章は分かりやすい、読みやすい? 

歴史ロマンに土器ドキッする感じになっているでしょうか?

忖度ない厳しいご意見を……やっぱり少し甘めのご指摘希望です。

コメント欄・メッセージから宜しくお願い致します。


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