何年か前に『ジャドール・シマリング・ボディ・ジェル』を購入。
これがなかなか減らない、そして捨てれない。
『ジャドール・シマリング・ボディ・ジェル』は、繊細なゴールドラメが、肌の上で香りながら輝く……
ツタンカーメンの黄金のマスク的な、ゴージャスなボディジェル。
瓶の中に入った状態、肌に塗った時、ゴールドラメがうっとりするほど美しい。
正直、肌の柔らかい部分に塗るのは躊躇するくらいの年月が経過してしまった。
『ジャドール』は、ジャスミンやバラなどの芳しい花の濃厚な香り。
もっと簡単に説明すると、外資系の高級化粧品売場の香り。
私は『ジャドール』の残り香が大好きで、以前はパフューム、ヘア・ミスト、石鹸等も購入していた。
その日の予定に合わせて使い分けをするくらい愛用していた。
残り香の感じは『シャネルN°5』に似てると思う。
このボディジェル、自分で見える肌部分、手首とかに少し塗っただけで、気がつけば20時間ぐらい『ジャドール』になってしまう。
自分でもそれが分かるくらい濃厚に、肌に残るのだ。
また、田舎の地味な職場、蛍光灯のライトしか当たらない保守的な職場では、周囲を困らせてしまう、ゴージャス過ぎる香りでもある。
そのため、使うのはもっぱら休日になるのだが、香料を塗ったまま山登り参道を歩くのは大変危険な行為となる。
ハチ、アブなどの刺してくる昆虫達にモテモテ、ヤバいくらい好かれてしまうことになる。
また、大好きな蕎麦屋やラーメン屋に入るのもちょっと躊躇してしまい、結局またの機会になってしまう。
以上の理由から、大好きなツタンカーメン・ジェルの出番は激減していった。
でも、まだまだ残ってる。
だが、捨てられない。