木曜日
台所から
ベランダに通じる硝子ドアをあけると
やむことないセミの声が聞こえる・・・。
我家の
ドアとかガラス窓に
防音装置が施されているので
ドアを閉めてると、
まったく外の音が聞こえないのだ。
ベランダに出るドアを開けると
一瞬にして
閉ざされたモノから解放されて
目の前が開けてくる・・。
そのセミの鳴き声を
をかき消すかのように
カラスが雄叫びをあげて
飛んでいく・・・。
木々から雀が飛んでいく・・。
もう6時も過ぎたつぅのに
団地は閑散として
人っ子ひとり歩いてない・・。
空は、曇ってる・・。
天気予報によると
今日は1日こったら天気の様だ。
■ 今日もメシは・・
娘をどっかに遊びに連れて行くとおもっても
先立つカネが無い。
おまけに気づけば
米が1粒もなくなった・・。
今晩のメシはどうすっぺ?
そうだ。
パスタにしよう・・・。
確か残ってたハズだ。
明日になれば
カネが入る・・・。
今日1日頑張れば
明日はママもオレもカネが入るのだ。
明日はお盆の15日だから
米の配達もしてくれんべから、
ンなら明日の夜は
「スシロー」だな。
16日になれば
米の配達もしてくれるべし・・
そうなれば、
日常の生活に戻れる。
オレはせっせとメシの支度・・
ママは、ゴロンと横になり
アアデモないコウでもないと
小言を抜かす・・。
そういう光景は
はじめの頃、とてもやだったけど、
今では普通になって
何も感じない・・。
それどころか、
なんとなく心地よいのである・・。
娘は、
オレの懐具合を知ってか知らずか
絶対食べ物に関しては
文句は言わないのである。
何を出そうが
文句も言わず
何でも美味しそうに食べる・・。
お菓子も欲しがらない・・。
「なんかお菓子買おうか?」と娘に問うと
「いらない。おとうさんオカネないんでしょ・・
無理しないでいいよ・・」と応える。
切羽詰まって
情けない父親だけど
ソレも良し・・。
ンって書くと
すげ^~貧乏だなって
おもわれるかも知れないけど
人間てぇのは、
1度や2度はそういった場面に
遭遇するてぇコトあるんじゃねぇべか・・
ソレを乗り越えると
モノの考え方も変わるし、
家族の絆も強いモノになると、
おれはおもうのである・・。
クヨクヨ考えんと
自然体でいろっておもうのである。
明日になりゃ・・
ポッケつぅポッケに
いっぱい札束詰めて
ルンルン気分で
今日までのコトは
ウソだったっとおもうさ。
