2004年 2 月 22日 ~旅日記より~

 

いつも通り6時ごろには目覚めたが、今日は休養日としてコピアポに泊まる予定なのでゆっくりした朝の時間。

短波放送のNHKワールドでは普段耳にしない「NHKふるさと自慢歌自慢」などが聴けた。

9時ごろにはキャンプ地を出発。

距離より以外にコピアポの町は遠く感じた。

セントロに入ると少し気合を入れ安宿を探すも、簡単に見つかり3軒並んでいる宿のなかで最安3500ペソのテル・エル・ソルに決めた。

宿のおばさんは、私の帽子が気に入ったらしく値段を聞いてくる。珍しいね。

自分でも被ってみたりするほど。

大きな町なので大型スーパーもあり、明日からの食料も購入。

当然?1Lのアイスクリームも購入した。

夕方、自転車清掃と完全に摩耗していたブレーキシュー交換

なんだかんだで19時になってしまった。

 

●出費 2月  22日

●チョコ73×3、108×2、トマト223、チーズ(1Kg1992)614、トマト460、パン306、344、321、427、ジュース粉139×2、119、アイスクリーム(1L)580、ジャム719、缶詰999、インスタントラーメン214×3、オテル3500

計 9970(合計 102215ペソ)

1USドル⇒585チリ・ペソ

 

2004年 2 月 23日 ~旅日記より~

 

ウユニ塩湖での日焼けで唇の日焼けはずっと痛い状態が続いている。

昨夜はうとうとしながらテレビを眺めたりの状態だったので、なんとなく気だるさを感じている。

8時40分出発。

朝もやが周囲の山々を覆っているなかを走りだす。

12kmに及ぶ上りがあり汗をダラダラ掻く時間が続き、その後も下り上りとウネウネした勾配が現れる。

ただチリでこんなに、もやがかかる山の中を走るのは初めて。

季節と南下していることに関連するのだろうか?

走行の後半に、ようやく追い風となり快適走行の時間帯が来た。

そんなとき、チリでは初めての「車に乗らないか?」のいわゆるオファーがあった

その気持ちは大変嬉しく、丁重にお断りをし握手で別れる

走行100km目前で、ようやく1Lのジュースを飲むことができ、その後も17時ごろまで走行し、野営地探しの時間帯とする。

走りながらキョロキョロと適地を探すこの時間は、実に集中力が甦る。

変な場所でキャンプとなれば、自分が困り、場合によってはその後の旅に大きなダメージを及ぼしかねないから。

今夜は水のない乾いた川底に決めた。

バリェナル手前20km(標高840m)

沈む夕日が美しい。写真を1枚撮る。

自転車旅では、こういう夕方の時間が心地よい。

 

◆走行距離 127km ◆総走行距離(13837km/走行163日間)

最高時速 46.5 km/h

◆平均時速   17.1 km/h

◆時間   7時間 26分

 

●出費 2月  22日

●ジュース(1L)700

計 700(合計 102915ペソ)

1USドル⇒585チリ・ペソ

 

2004年 2 月 24日 ~旅日記より~

 

今朝も深い朝もやが30km程度続いた

曇天でも風がないか微風なので、汗が出て不快感が強い。

なかなか思い通りに走れない日に感じた。

バリェナルからは上りメインでアップダウンで距離も延びない。

14時過ぎにスプライトを飲む時間は、ひといきつけ走行の充実に必要となりつつある。

快晴で風が吹かない状況で大量の汗・・・こんなに1日に大量の汗をかいたのは久々である。

結局、17時過ぎにようやく100kmを超え、下り坂の途中で野営することに決めた。

ラセレナより110kmぐらい手前で標高1315m。

 

 

◆走行距離 104km ◆総走行距離(13941km/走行164日間)

最高時速 58.0 km/h

◆平均時速   13.8 km/h

◆時間   7時間 34分

 

●出費 2月  24日

●パン280、ジュース(1.5L)1000

計 1280(合計 104195ペソ)

1USドル⇒585チリ・ペソ

 

2004年 2 月 25日 ~旅日記より~

 

天気の良い朝、風はあるが寒さは感じない。

出だしから下り道でスピードにのり、しばらく進むと曇ってくる。

曇りは昼過ぎまで続いてくれ、いつもは10時過ぎには太陽が出て汗だくになるのだが、そのことを思えば曇り走行は快適な時間帯といってよいかもしれない。

海岸線を走り大きなアップダウンが繰り返され、ようやく14時過ぎラ・セレナに到着。

町の郊外にあるスタンドで、まずシャワーと来ている服を洗い、水を満載して出発。

今日は野営予定なので、郊外から適所がないか探しながらの走行。

大型ショッピングセンターがあり、パン、ジュース、缶詰を購入。

海岸方面へ進みビーチに出ると、カバニャと呼ばれる宿やホテルも続いており、人もわりと多くいた。

どうしようか迷ったものの、海岸でキャンプすることにした。

灯台の近くにテントを張り、文庫本を読んだりしながら日没までの時間を過ごした。

明日はラ・セレナのセントロにある安宿に泊まることに決めている。

 

◆走行距離 123km ◆総走行距離(14064km/走行165日間)

最高時速 64.0 km/h

◆平均時速   18.1 km/h

◆時間   6時間 47分

 

●出費 2月  25日

●パン455、ジュース(2L)599、缶詰(425g)347

計 1400(合計 105595ペソ)

1USドル⇒585チリ・ペソ