2004年 1 月 23日~旅日記より~

 

朝から天気が良く昨日の転倒による負傷に意気消沈気味だったのが晴れてくる。

やはり晴天は偉大ですね。

さてさて調子よくペダルを踏み出したものの、郊外で早速河川横断する羽目になり、膝まで浸かる程度で渡れたのは幸いだったね。

その後はアップダウンも繰り返しながら進んでいく。

遠くに雪化粧をした山があり高原の景色のなかで絵になる。

今日は何度かリャマの群れやビクーニャとも遭遇しアンデスの高地らしさを益々実感した。

相変わらずの未舗装路は昨日よりはまだ走り易い気がするのは単に慣れただけなのだろうか?

ただ地面から振動を股や手の平で吸収しているので、それぞれの箇所に疲労が蓄積されておりストレスが溜まるのは否めない。

昨日より随分良い感じで進んでいても、時々雨により柔らかくなった土がタイヤに巻き付き泥除けとの間隔を埋めてしまい、都度泥を除去しながら先へ進む。

なかなか面倒だね。

今日の走行はチタで終えようと思っていたがアロハミントが無いようなので先へ進む。

チタから20数km進みコルチャニに到着する前に目に飛び込んできた!

おお~あれはウユニ塩湖だ

真っ白な平原が遠くに広がっている。

道もガタガタが減り幾分走り易くなるころ、ようやくコルチャニ(標高3760m)に到着。

宿らしきはなさそうで、町人に訊いたホテルは塩ブロックで造られた外観で洒落た感じだったが誰も出てこず残念。

町なかへ向かい探していると露店の女性がアロハミントへ案内してくれ助かった。

そこは看板もない宿なので、まず普通はわからない。

後で外を歩いていると強い陽射しにやや驚いた。

太陽が出るとこんなに暑く感じるのか・・・標高3800m近くの高所なので太陽が近いのは分かるけど・・・。

コルチャニの町では塩を加工している小さな工場が何軒かあり、世界最大の塩湖ならではなのだろうと感じる。

塩のブロックや塩の山も見られるが最初こそ珍しく感じたが、直に飽きてしまい食堂を探すものの見当たらない。

結局アルムエルソは食べられなかったが仕方ない。

明日はいよいよウユニ塩湖を走行!!

 

 

◆走行距離 85km ◆総走行距離(12217km/143日間)

最高時速 31.5 km/h

◆平均時速   11.5 km/h

◆時間   7時間  22分

 

●出費 1月  23日

●水5、ジュース(2L)5、トマト(4個)1、ポップコーン1、ビスケット1×2、2.5、パン1×2、肉2.5×2、玉子サンド2、缶詰3.5、アロハミント10

計 39(合計 770.5 Bs

 

※1US$⇒120円⇒7.84 Bs

1Bs≒15.3円