2003年 12 月 20日~旅日記より~

 

発電機の音で目覚めたのは窓を開けて寝たせいだろう。

まだ暗いが窓から外を見下ろすと外灯が点いてなかったので、停電のよう。

この宿の前にある値段の高いホテルの発電機の音で目覚めたというわけ。

結局復旧しないまま日が昇り、薄暗い部屋でタンパラジオのNHKワールド受信。

停電にも強いラジオに耳を傾け昨日購入したパンを6個、ジャムを塗りながら食べる朝食。

コーヒーは電気コイルが使用できないので今朝はなし。

水を飲みビスケットも4個入り2袋をかじる。

いつも朝食はこんな感じ。栄養よりカロリーと値段で勝負。

6時過ぎ出発。

なるべく早く発ち、早く次の町へと到着したいものだ。

いつもだいたいの距離はつかんで走行するが、正確な距離は看板がないせいもあり、いつも町の手前から距離表示の標石が現れてからわかる。

ペルーに限らずこれまでの他の国でもそうで、日本の様に道路使用者に親切ではないよう。

本日の走行もチャラでもそうであったように海霧で視界が悪い。

霧が出ていると風が弱い分走り易い利点はある。

こうい状況では「飛ばして走る!」これに限る。

だって、いつ強風向かい風に阻まれるかわからから。

と、頑張ったが10時ぐらいから海から(右斜め前)吹いてきてスピードがガタ落ちとなる。

ほどなく、昨日同様ゴーゴーと大きな風の音と帽子がはためくバタバタする音しか聞こえなくなる。

右側に丘などがあれば風を少しでも防いでくれるのだが、今日進む地形は、右に海、左に砂漠や岩の荒野とその先に高い山。

そんな景色が流れ75kmぐらい進むと小さな集落があり、聞けばあと10kmぐらい進めば宿もあるとのことで、力が入った。

なかなか町が見えずハラハラしたが、結局15kmぐらい進みアティコ着。

12時半ごろにはオスぺダへにチェックインできた。

もちろん?風が入る部屋を希望し、汚い部屋だったが風も入り海も見え及第点!

さあ~お楽しみの市場散策。

昼食は3.5ソーレスでメニゥー(定食)を食べ、いつものように牛乳やみかんなどを購入した。やや高めの値段だね。

夕方、海に沈む夕日を眺めに一人散歩へ出かける。

赤みがかったオレンジ色が美しく映った。

明日もがんばろう。

 

◆走行距離 91km ◆総走行距離(10861km/124日間)

最高時速 51.0 km/h

◆平均時速   13.5 km/h

◆時間   5時間  55分

 

●出費 12月  20日

●パン0.1×20、牛乳 3、水 2.5、ジュース(2L) 2.5、オレンジ 0.2、缶詰 1.3、1.5、昼食 3.5ホテル 13

計 29.5(合計 1365.7S/.

 

※1US$⇒120円⇒3.44 S/.ソル

1S/. ≒ 34.9円