2003年 12 月 16日~旅日記より~

 

窓を開けて眠ったので寒いぐらいで、夜中起きてパンを食べながら小説「リメンバーミー」を完読。

走行しない日は、久々の朝ゆっくりで、7時半から車ででエアポートへ向かう。

途中に別のホテルでもう一人乗客をピックアップ。

なんと!それが吉村さんだった!!

驚きだ!彼とはチクラヨ、リマで同宿になりここナスカで2度目の再会となった。

さらに話を聞けばもう既に1度セスナに乗って遊覧したが、「シャチの地上絵」を見るためもう1度遊覧するとのこと。

そんな彼が29歳という事実を知り更に驚いた。

セスナでの遊覧は日本人3人と外国人女性2人を乗せ8時半ごろに始まった。

聞いていたように地上絵を乗客に見せるために大きく旋回したりの飛行で、さすがに少し気持ち悪くなった。

それでも、宇宙人、犬、クモ、コンドル、手など数々の絵を目にできたが、やはり小さなころから本などで目にしていたハチドリが一番感動した。

地上絵は飛行高度が高かったせいか、思ったより小さく感じたが、線など生き物以外もかなりあり見ごたえはあった。

30分の飛行でセスナは旋回し飛行場へ戻ろうとするも、吉村さんがパイロットに「魚の絵を見せてくれ」と少し前に交渉してくれていたので、他のツアーより余分に1つ見られたよう。

シャチということだが・・・あれがシャチ?そうなのだろうか?

写真は数枚撮影したがマニュアル一眼レフカメラなのでブレてないか心配だ。

何にしても30USドルでこんな体験ができるのは有り難い限り。

宿に帰って、気持ち悪さが回復してからスリッパや靴下など明日からの走行に備え買い物へ出かける。

昼過ぎにもぶらっと宿を出るとリマとピスコで出会った日本人2人と再会ししばらく話した。

彼らは1年間の旅でこれからまた北へ行きどこかで少しスペイン語を習う予定とかで、パタゴニアやイースター島観光は考えていないよう。

夕方にも同宿に宿泊中の横浜出身の男性と話した。1ケ月の旅のようで自転車旅について色々聞かれた。

吉村さんの宿泊する宿へ行き3人でたわいもない会話が弾む。

最期にいつものように?吉村さんと文庫本の交換

2人は21時のバスでアレキパへ向かうとのことで、握手で別れる。

吉村さんとはコース的に同じなのでクスコで再会かも?

夜8時半、ジュースを買いに町を歩いていると、あの路上で出会った義足のペルー人旅人と再会

お互い明日出発するとのことで旅の安全を誓い握手をして別れた。

いろいろあった一日でしたね。

 

●出費 12月  16日

●パン 3、水(2L) 2、ジュース 2、牛乳 2.5、ビスケット 2.5、缶詰 1、トマト 0.5、夜食 2.5、靴下 2、スリッパ 9

計 29.5(合計 1270.1S/.

 

※1US$⇒120円⇒3.44 S/.ソル

1S/. ≒ 34.9円