2003年11月13日~旅日記より~
AM4時45分頃、目覚めてラジをを聴こうとして異変に気が付いた!
「ない!」
充電電池が1本しかない・・・・おかしい・・探すが見つからない。
列車に持って行ってないのでないはずはないのだが・・・。
嫌な予感を感じながら予備電池の袋の中も確認すると、ケース入りの2本はあったが、もう1本バラで入れておいたものがない!
あきらかに誰かが持っていったのだ。
他にもなくなっていないか確認するが、それはないようで少しだけホッとした。
カバンが少し開いていたり、電卓を入れてあったビニルの入れ方が逆だったり、誰かが物色した形跡は良く見ればある。
観光列車で出かけている間に合鍵で侵入してゆっくり物色したのだろう。
おそらく多くの観光客もこの手で被害に遭っているものと想像できる。
現金などは全て列車観光に持っていったので本当に良かった。
頭に来たのでまだ暗いのだが文句を言いに行くが、何か寝ぼけた対応で効果がないし、他にも宿の男はいるのでこの男が犯人とは断定もできない。
腹立たしいが証拠もないのでどうしようもなく、被害が少なく良しとするしかない。
眠気は吹っ飛び、そのまま朝食を摂り、7時前には発つ。
去り際に初めての泥棒宿被害を記念して、スペイン語で「泥棒宿」と書いて従業員に手渡したが、ニヤニヤしているだけだった。
今日はカハバンバまでの予定だったが、10時にもなってなかったので、先へ向かった。
道が別れる箇所で標高や正確な距離が分からず少しまよったが、パジャタンガを目指す。
15kmぐらい山を登る感じで体は重く動きは鈍くなってたので、標高3600mぐらいには達したはず。
リオバンバを発ち39kmくらいから下りと続く。
途中、2kmぐらい上りがあったものの、全体的に山を下る感じ。
振り返ると後方に下ってきた山が見える。
もうあそこへは上らないぞ!
かなり下り、パジャタンガに着いたのは15時半ごろ。
いつものように町人に訊ねながら宿探しで、ガソリンスタンド前にあるレシデンシアルに決定。
自転車を2Fに上げてる途中に廊下の電球を割ってしまったが、笑って許してくれた。
スント腕時計の標高は1750mを示しており、今日は2000mも高度を下げたことになる。すごい!!
リオバンバからカハバンバへ行く時、チンボラソが見えたので、カハバンバを過ぎ雲がなくなってきたところえ撮影した。
なんか今日は早朝から色々あったが、久々に90km走行したし、動きのある日となった。
◆走行距離 89km ◆総走行距離(8307km/94日間)
◆最高時速 72.0 km/h
◆平均時速 12.4 km/h
◆時間 7時間12分
●出費 11月 13日
●パン 0.07×10、牛乳 0.7、炭酸水2.5L 0.8、メリエンダ 1.25、ホテル 3
計 6.45(合計 803.85$)・・・エクアドルはアメリカ$が使える
※1US$⇒120円