2003年10月21日~旅日記より~
雨音で4時ごろ起床。7時前にはカッパを羽織り走行開始。
下り坂が続き順調に走行していたが、幹線道路(パンアメリカンハイウェイ)のボリバル入り口付近でデモに遭遇。
労働者の不満からか?道路封鎖されているのでバス、トラック、乗用車などかなり連なっている。
自転車は・・・その脇をすり抜けるように通過。
下り坂走行時の降雨は雨粒が顔に当たり痛く目が開けられない状況は危険である。
周囲の景色は谷底へ進むようで晴れていたら撮影したい感じ。
結局、ピマンピロまで26kmぐらい下ったよう。
ピマンピロから川に沿って走るようになる。
そして!少し進んでまたデモによる道路封鎖に遭遇。
道路脇の樹木を切り倒して道路を封鎖させようとしている最中で、樹木が手薄な箇所を縫うように走り抜け助かった。
そう言えば、12日と21日にデモがあると短波ラジオで流れていたのを思い出した。何にしても国民の不満は相当なものなのだろう。
貴重な体験でもあるが・・・。
イバラまで上りメインで30kmぐらい走行し、イバラ郊外でサイクリストと道路上で出会った。
彼はイギリス人でパタゴニアから北上中で、昨日はカヤンべでテント泊とのこと。
この旅で初めて出会った自転車旅人はイギリス人であった!
コロンビアの治安を心配しており、ペルー、ボリビア、アルゼンチンは物価安だが、チリ、エクアドルは物価高だと嘆いていた。
こちらからはコロンビアはフレンドリーで物価安であること、これから26kmぐらい上りが続くことも添えて教えると顔をしかめていた。
1枚撮影さしてもらいお互いの安全を願い握手で別れる。
さて、イバラのセントロに入り自転車店でチェーン清掃をしてもらいスッキリ!
ホテル交渉を2.3件したが今ひとつ。結局セントロにある3ドルのペンション(2F)に決めた。
昼食、夕食と違う店で外食したが、1~1.3ドルと1食あたり安いのだが少ないので2食食べる。
◆走行距離 72km ◆総走行距離(7840km/86日間)
◆最高時速 62.0 km/h
◆平均時速 14.3 km/h
◆時間 5時間01分
●出費 10月 19日
●パン 0.45、牛乳 0.45、トマト 0.55、オレンジ 0.1、昼食 1.25、1.2、夕食 1、1.3、ホテル 3
計 9.3(合計 28.4$)・・・エクアドルはアメリカ$が使える
※1US$⇒120円