令和5年度市町村政研修会が鹿児島市の川商ホールで開催され私たち南さつま市議会も参加してまいりました。

まず「地政学と日本の大戦略」と題しキャノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦氏から、イラク戦争、ウクライナ戦争、ロシアの地政学的脆弱性、国家統治と企業経営の違いなどについての講演があり地政学について考える時間となりました。

 

講演後会場からは、サミット時にゼレンスキー大統領が来日した背景などについて、日本の軍事力を増強する必要性の考え、ウクライナ戦争はいつ終わると考えているのか、実行力のない国連や日本の今後の動きについての質問がありました。

将来的に日本は国連の枠を超え今後どうすれば良いか?今の国連は機能してないが必ずいつか訪れる次のパラダイムシフト(その時代に当然と考えられていた物の見方や考え方が劇的に変化すること)まで耐えて努力しながら生き残っていくことが必要となる。

そのような内容の言葉を聞きながら今後の私たちを取り巻く環境の厳しさを改めて感じる時間でありました。

 

また「自分という人生の長距離ランナー」と題してスポーツジャーナリストの増田明美氏からの講演もあり、スポーツの楽しさや必要性や効果などを体験談を交えご自分の言葉で語られ、会場からは笑いがおきており、また最初の講演とは違った雰囲気の時間でありました。

 

私もスポーツの大切さを知るひとりでありますので、今後も自転車なども含め健康面を中心にその必要性を議会でも訴えていきたいと思います。