「…報酬の3000Barね。お疲れ様」
「ありがとうございます」
エリとケンジロウはカプセルと引き換えにミーサからお金を貰っていた
生活などは自分で管理しないといけない、悪しきキモチを押さえ込めたカプセルを担当の星天使に渡すとお金がもらえる
「どうだったの?初任務は」
ミーサは2人が財布にお金をしまっているときに聞いた
「楽勝。エリは途中サボってたけど」
「サボってなんか!!あれは木の後ろから見てただけで…」
「サボリじゃん」
「2人とも仲良くしなさいよ?チームワークが大切なんだから、それにまだ2人は新米の小天使。中天使にはもっと任務をこなさないといけないんだから」
ミーサが仲を取り持ってこの場は何とかなった
「ミーサさん、次の任務は?」
ケンジロウがエリとの喧嘩を諦めたかのように聞いた
「まだ書類が無いのよね…。今は家でゆっくりしていてね」
「分かりました。」
ケンジロウはそういうと教室から出て行った
「ちょっと待ちなさいよ!!さっきの話はまだ終わってないでしょー!!」
エリもケンジロウを追いかけるように教室を出て行った
*
「もー待ちなさいよ!!私から逃げる気!?」
エリは前に歩いているケンジロウにガシっと後ろから抱きつくように突進した
「イッテーな…なんだよ。今羽小さいんだから直接背中に当たって痛いんだよ…突進するな」
天使の羽は自在に操れるようになっており羽を収縮化できて普段の大きさより小さく出来る
羽で自分を守れたりするので、羽が小さいときは要注意
遠くから見れば【服の後ろに羽の模様がある】ように見える
「ボーっとしてるアンタが悪いのよ。マナミの家に行くんでしょ」
「マナミがさ『ケンジロウとエリさ、私の家に来なよ!!いつでもいいからさ』って前言ってただろ?フミヤもいるし俺は行く」
「私も行くのよ」
いつもの6人組。
ケンジロウ、エリ、テンカ、マナミ、アズサ、フミヤ
この中で天界に元々住んでいて天使になったのはケンジロウとフミヤとエリ以外のテンカ、マナミ、アズサ
ケンジロウ、エリ、フミヤの3人は自分の家が無いため担当星天使の家に住んでいたが最近フミヤはマナミの家に居候をしているらしい
*
ピーンポーン
「はーい!!」
チャイムを押してから直ぐに誰かが走ってくる音がする
ガチャと扉が開く、マナミの家は人間界にもよくある一軒屋の3階建て
かなり部屋が広く部屋数がある
地下にも部屋がある
「ケンジロウにエリじゃん!!」
「何?デート?」
出てきたのはフミヤとマナミだった。エリとケンジロウ同様2人も羽を小さくしている
フミヤの服は今時の服のようでマナミは着物のような服
「フミヤ…エリとデートなんて俺はしない」
「誰かこんな奴とデートしなきゃいけないのよ。ミーサ先生のところに行ってたの」
「御免ゴメン、冗談だって」
「入って入って。皆居るから」
マナミの誘導で2人は家の中へと入る
2人は週2・3のペースでマナミの家へ遊びに行っている
迷惑だと思ったがマナミのお母さんは全然迷惑そうじゃない
むしろ喜んでいる
マナミの部屋の前へ着くと騒がしい笑い声が聞こえた
中から聞こえるのはテンカとアズサの声
テンカはほぼ毎日、アズサは週2のペースで来ている