季節はずれに ハネをひらいた


セツナすぎる 真冬のアゲハ


冬のアゲハ


○CAST○

木 内 梨 生 奈


細 田 羅 夢


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「私なんて…私なんて…」


【私なんて】は自分の口癖になっている、私なんて何をやっても出来ない


…その通り。何をやってもカンペキに出来ない


私が入部している【ダンス部】


最後のジャンプが出来ない…どんなにやっても失敗する…


「退部しよっかなぁ…」


私は屋上に居た


季節は冬…寒いからジャンバーを着ている


「…あ……」


私の目の前で羽が動いている


アゲハ蝶…季節外れ…暖冬だから先に出てきちゃった…の?寒さですぐに死んじゃうのに…


季節外れのアゲハ蝶は屋上の奥へ進んでいく


私はアゲハ蝶に誘われるように後を着いていく


そこは踊り場で広い場所


「羅夢…」


そこにはダンス部で1番ダンスが上手い羅夢がいた


羅夢は汗をかきながら練習している


練習して練習して…羅夢はうまくなったんだ


(自主練もしてないのに…私は何を考えていたんだろう…あ。アゲハ蝶…)


私の足元には力尽きたアゲハ蝶が…


少ない体力で大切な事を教えてくれてありがとう…冬のアゲハ


「羅夢!練習一緒にしてもいい?」


                         end