先日娘と映画を見に行った。

ずっと娘が見たいと言っていた、嵐の5×20の

ライブ映画。

家にDVDもあるが、映画も見たい!と。


朝から出かけ、11時に最寄りのマックで

早めの昼食。

娘はグラコロとビーフシチューパイとシェイク。

数えるくらいしかマックに連れて行ったことがないので、娘はすごく嬉しそう!

もちろんこの日も娘は頭痛はあったが、

こうやって出歩けて、マック食べて笑ってるなんて、夢のようだ。

「ほんとに今まで、よく、がんばったね。」と言うと、

娘は「うん!」と笑った。


映画館について、嵐のライブの映画を見た。

感動と感激の2時間半。

とても素晴らしかった!

娘も大喜びしていた。

それがまた嬉しかった。


去年の今頃は体調がどん底で、先の見えぬ不安でいっぱいであった。

病院の先生から学校へ行くことはストップが出され、好きなことだけをしなさい。と言われ、

本当にこれでいいのかと思いながら、

一応そんな素振りは見せず、

1日1日を過ごした。

痛みで眠れないという娘の横に居続け、

あの頃は私もほとんど眠れなかった。

そのうち治るだろうと思っていたが、

全然治らず、何の薬も効かなかった。


娘の場合は半年くらいで気力が回復して、

1年経過した今、こんな日を迎えることができた。



今思うと、希望を持って、焦らず、

せかさず過ごせたことが良かったのかな?と思う。

というと、すごくすんなり穏やかに過ごしていたようだが、日によっては娘を追い込んだり、

詰め寄ったりしたこともある。

1人っきりの車の中で「わあああああああ!」とさけんだこともある。


だからこそ尚更、この日のことが、

ただマック食べて映画を見ただけの日が、

とんでもなく尊く、

最高に嬉しくて。


宝物のようだった、という話。